大規模修繕の業者間の癒着って本当に存在するのか?もしその回答権が私にあるのなら、はっきりとこう答える。
癒着は当り前に存在する!
健全に地道に業務を全うしている設計コンサルタント、建設会社もいらっしゃる。だが、このような悪態を晒す業者がいるのは紛れもない事実である。
私は建設業界、そしてマンション管理業界にいたから、これまで汚染された業界の裏側を見てきた。NPO法人の賛助会員の中にもその汚染された企業の名が連なる。
何が正しくて、誰を信用すればいいのか、正直分からなくなった。だから、私はこれらの業界に嫌気を覚え見切りをつけた。
会社に不正を指摘すると「きれいごと」だと罵られた。善意ある者なら、会社からそう言われたら「消える」しか選択肢はなかろう。
お金というのは生活する上では欠かせない。だが、お金というのは汚い人の手に渡れば「汚いお金」「あぶく銭」と化す。
そのような悪態を晒す企業は一掃に淘汰されるべきであろう。
癒着の実態
よその会社の社員に成りすます。そんな馬鹿げたことが実際に起きている。顧客である管理組合を騙す、これが癒着の中に存在する。
酷い話に思えるだろうが、実際にそのようなことが起きている。今年平成29年1月27日に国土交通省から通達が発表された。
その通達内容はこちらだ。👇
これは氷山の一角である。大規模修繕の関係業者に対しては、過信するのは禁物である。
そんな不浄な業界にも、善意を貫く実直な設計コンサルタント、建設会社は存在する。その企業の経営者の考え方が見極め方のヒントとなろう。
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