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理事長

管理組合の理事長に就任したらまず最初にやるべきこと!

2018年4月21日

 

毎年5月、6月はマンションの総会シーズンとなる。そこで初めて理事長に就任される方もいらっしゃるだろう。

理事長と言えば、管理組合の代表者であり、この職務の責任を重く受け止める方も中にはいらっしゃると思う。

そこで、何をやっていいのか分からない

 

そんな不安を抱える方もいらっしゃるのではないだろうか。

管理会社に管理を委託している場合、「管理会社がいるから安心」、そう思われる方もいらっしゃると思う。

管理会社のフロント担当者もまた「管理会社が全面的にサポートしますから…」、そんな声掛けがそこにあったりもする。

 

だが、ここで注意すべきことは、管理会社から色んな提案がなされても決めるのはあくまで管理組合自身であること、それを忘れてはならない。

特に費用が発生するケースでは注意が必要になる。なぜなら、管理組合と管理会社は相反関係にあるからだ。



理事会の引継ぎは大切

管理組合の運営にあたっては継続性が求められる。そこで重要になるのが「前期の理事会から今期の理事会への引継ぎ」である。だがしかし、この引継ぎが十分なされず、結果として管理会社の意向に沿った引継ぎになっている感は否めない。

悪い例を挙げれば、管理会社にとって都合の悪いことは棚上げされたり、懸案事項が管理会社にとって都合の良い内容と化したりもする。特に理事役員のメンバーが一斉に代わるケースでは、そこに注意を払う必要があるだろう。

また、理事会毎に懸案事項に対する考え方(価値観)が異なったりするから、前期の理事会の考え方が交代によってリセットされてしまうこともある。そこで色んな問題が先送りになるケースが見受けられる。

理事役員が一斉に変わることは望ましくない、そこで2年任期の半数改選を採用する管理組合が実情として増えているわけだが、懸案事項が途切れない、そして所有者(住民)の視点に立った継続性という利点を持つ。

管理組合毎に懸案事項の引継ぎの仕方は異なるだろうが、懸案事項の把握は理事役員にとって欠かせない。

 

理事長に就任したらまず最初にやるべきこと

理事長に就任したら、前述の懸案事項の内容を把握することが大切である。そして新たな問題点を見出すことも大切ではないだろうか。

前期の理事長から懸案事項について話を聞いたり、過去の総会や理事会の議事録を一通り確認してみることも必要だと思う。昼間、そして夜間にマンションを廻ってみると意外と不便に思えたり、問題点に気付くこともあるだろう。

例えば、昼間は閑散としている駐輪場でも夜になると自転車が飽和状態になっていることに気付いたりもする。そこで不要自転車の処分という課題が生まれたりもする。埃だらけの自転車やタイヤがパンクしている自転車が駐輪場に放置され、日頃利用する自転車が雨ざらしになったり、通路に置かれたりして通行の支障になったりもする。

マンションの顔となる植栽が枯れていることに気付いたり、雨の日に駐車区画に水溜まりがあることに気付いたりもする。そこで車から乗り降りにする際に不便さがあることを気付く。

 

 

 

私が理事長に就任したとき、マンションを巡回して気付いたこと、そして日頃意識しないと気付けないことが多々あった。報告書に記載している文字を見るよりも、実際に自分の目で見ることが大切だと感じた。

理事長になったら、様々な問題を解決していくために管理規約などのルールを把握する必要がある。そこで管理規約の不備とか矛盾に気付き、管理規約の改正や使用細則を新たに作ったりもした。

2台目の駐車場が分譲会社の販売都合で勝手に特定の方に貸されていて、1台目が借りられない住戸が存在した。しかも2区画共に条件の良い区画、不平等で矛盾した貸し方がそこにあったりもした。

正直「面倒くさい」と思ったが、誰かが理事長になったときに苦労するだろう、そう思い、早いうちに解決に至った。かなり揉めたが一方では困っている人が居たからやむを得ない。

異論はあるかも知れないが、理事長とか理事会は「面倒くさい」をやることが仕事だと思っている。面倒くさいを先送りにすると悪循環に陥り、そして誰もやらなくなる。

理事長になったらまず最初にやるべきこと、それはマンションをもっと良くしていこう、その揺るぎない決意なのかも知れない。

 

 

 


 



-理事長

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