マンションの管理組合の中には、独裁型の理事長がいる。この独裁者という言葉の定義だが、独断で物事を決める、管理組合を自分の都合で支配する者を指す。この「都合」、これが健全ではない。
私はその独裁者の裏の顔を知っている。共通する裏の顔だ。だから、独裁者は管理組合にはいらない、そう断言する。
管理組合のために健全に任務を全うしている理事長はたくさんいる。だが一方では権力を振りかざす者がいることを知っておいてほしい。
ここまで書くのには理由がある。汚い言い方になるが「金」である。特に大規模修繕などの工事絡みでの「賄賂」だ。
詳しく調べたければネット上で記事が掲載されている。多くの記事は真実であろう。火のないところに煙は立たたない。
独裁者は、無関心、他人依存から生まれる。結局は自分達で創り上げているのだ。
理事長を解任させたい、このような相談を過去に何度か受けたことがあるが、解任に応じない理事長の口癖は決まってこうだ。
誰もやらないから私がやっている!
… 正論? かな? と一瞬納得しそうになったが…
リーダーシップと独裁は全く違う。リーダーシップは管理組合のために健全に職務を全うするための指導者にしか持ち得ない。
独裁型の理事長の中にも金に溺れる者がいる。そして賄賂を渡す業者も中にはいる。金が絡むと本当に汚らわしく思えてならない。