マンション管理会社に足りないものって何だろう…
長らくマンション管理業界にいたから見えてくるものがある。
それは誠意…
誠意とは、「私欲を離れて正直にまじめに物事に対する気持」のことである。
マンション管理会社のみならず、それはどの企業にも求められていることではないだろうか。
人は必ず言い訳をする。特に自分が窮地に立たされたときに本性が出る。企業もまた人で作られた組織だから、何かのトラブルが生じた時にその企業の本質が浮き彫りになる。
誠意…本来そこで必要になると思うのだが…
何かしら企業側に落ち度がある場合、自分たちの都合の良いように考えてしまう。そこには謝罪の念とか相手を思う気持ちよりも、責任回避の方が優先されてしまう。
私の現役時代に社内で飛び交ったのは、言い訳とか責任転嫁の言葉だった。
上司が悪い!
部下が悪い!
下請け業者が悪い!
〇〇が悪い!
そこには、自分以外の誰かが悪い、そう己の反省が見当たらない。
人間だからミスをすることもあるだろう。そこに反省がなければ、同じ事がまた繰り返される。正しく反省する、これが必要だと思う。(詳しくはこちらの記事)
半世紀の歴史あるマンション管理業界…
そしてマンション管理会社に足りないもの…
それは誠意とか正しく反省する素直さではないだろうか。