2022年4月からマンション管理適正評価制度が開始されますが、仮評価を行うことで自分たちのマンションの管理状態を5段階評価によって知り得ます。
この評価は、マンションの資産価値の向上とか管理組合の管理意識の高さの指標になりますし、見方を変えれば管理会社のサポート力といった物差しになり得ます。
この評価制度は、管理会社側にとってみればやっかいに思えるでしょう。「評価が低いのは管理会社の責任だ!」、早くもそんな声が聞こえてきそうですが、今まで気付かなかった色んな問題意識というのがそこで生まれることは必至です。
この評価制度によって、管理会社に対する不信感とか不満が増大し、管理会社のリプレイスが増えるかも知れません。
ネット上の記事を拝見すると、昨年実施された仮評価のランクを管理組合が知り得て、既に揉めているマンションもあるようですが、確かに揉める要因にはなりますよね。
しかしながら、全て管理会社が悪いという考え方は違うように思います。本来、マンション管理というのは管理組合側が行うものですからね。なので、管理会社を責める前にまず自省心を持つことは大切です。
管理会社はどこも同じ、これは私の持論になりますが、管理組合が変わらなければ何も変わらりません。このブログのサブタイトルにもなっていますが、管理会社を変えたからといって全てが上手く行くとは限りません。そこに注意が必要です。