大規模修繕を行う際にお金が足りずに困っている管理組合は少なくありません。そこで管理組合内に色んな意見が飛び交います。
▶ 工事費は妥当なのか?
▶ 管理会社は何をやってるんだ!
意見は様々ですが、ネガティブな意見になるのは言うまでもありません。そこで仕方なく借入れを余儀なくされ工事に踏み切る管理組合が多いのではないでしょうか。
そこで気付いてほしいことがあります。「なぜ借入れに至ったのか」、その原因を理解しておかないと以後も同じことが繰り返されます。
「工事費は妥当なのか」、そこをしっかり見極めないと無駄な出費がかさみます。
「管理会社が悪い」、悪いのは管理会社ではなく、問題意識を持てなかった管理組合自身にあることを反省すべきです。
管理会社は自分たちに不都合なことは口にしないから、期待するだけ無駄です。借入れを防ぐためには管理費、修繕積立金の見直しが必要になります。そこで引き上げともなれば、管理支出を見直す声が管理組合内で上がることを管理会社は恐れます。管理委託料を減額されて困るのは管理会社です。
不足するのを知っておきながら借入れを勧める管理会社って皆さん信用できます?
「借入れを勧める前にやるべきことがあるでしょ」と言いたいのは私だけではないと思います。詳しくはこちらの記事👇
▶ マンションの修繕積立金が足りない|借入れを勧める管理会社って!
ネガティブなことが重なると総会で紛糾します。それはごく自然な流れだと思います。自分たちで解決が困難な場合は、近年では外部の専門家(マンション管理士)の先生方がいます。そう考えると今の時代は本当に恵まれていますよね。
だって私の住んでいるマンションは当時頼れる相談者がいなかったので、文句を言われながらも自分たちでやるしか他に手立てはなかったです。当事者では解決できない問題は利害の無い第三者に頼るのが一番です。
それと最後になりますが、大規模修繕には色んなカラクリがあるので、他の記事も読んでみてください。