管理組合が変わらない限り、何も変わらない!

マンション管理

そこまで至らないとマンション管理の見直しはできないのか!

2018年1月16日

 

先日、マンションの理事長をしている私の知人から、管理会社変更に関する相談を受けた。

話を聞いてみると、新築当初から15年間、管理会社に管理を委託してきたが、以前から、管理員の日常清掃に対する不満や、管理組合に対する提案が全くなされない、何をやるにも時間が掛かって遅い、言わないとしない、言ってもしない、そんな最中、管理員業務費の値上げの話を管理会社から持ちかけられ、そこで住民の皆さんが限界の域を超えたそうだ。

住民の不満が一挙に爆発して、今月開催される通常総会で管理会社変更の議題を提起する運びとなった。

今月通常総会を開催するのに、民泊に関する提案など全くなされておらず、住民(所有者)の不満というのは部外者ながら理解はできる。

ちなみにこの管理会社は、社歴のある大手でマンション受託戸数ランキングの上位に君臨する管理会社である。如何にこのランキングというのが管理会社の評価に繋がらない無意味なものであるのか、このことからはっきりと言える。(詳しくはこちら

ひとつの小さな事例かも知れないが、ひとつ存在するということは、他にも存在することを意味する。



マンション管理というのは、管理会社に何かを期待するのではなく、自分たちが何をなすべきか、その考え方を持つことが大切ではないだろうか。

無知だとそれに気付けないし、アクションも起こせない。

マンションの所有者の中に、マンション管理に関心を持たれている方がひとりでもいらっしゃれば、管理会社から提案はなくとも、民泊の話し合いは早い段階に出来ると思う。一方的に管理会社だけが悪い、それでは何の解決にも至らない。

無関心=無知、これってマンションにとって怖いことである。

言わないとしない、言ってもしない、これが管理会社の体質としてあるし、今始まったことではない(笑)。誰のためにマンション管理を行っているのか、そこを完全に履き違えている。

先日、記事として書いた「マンション管理会社のキャパシティの限界」、これが深く関わっている。

私の住んでいるマンションもその知人のマンションと同じで、住民(所有者)の不満が一挙に爆発してマンション管理の見直しへと進んだ。そこまで至らないと見直しはできないのか、そこを考えると何だか虚しく思える。

無知というのは、問題意識すら持てない。ひとりでも多くの方がマンション管理に関心を持つことで、きっと違う形の見直しはできると思う。例えそれが小さな見直しでも、それを積み重ねることでマンション管理は徐々に良くなっていくと思う。

社会情勢と同じで、いつの時代も同じではない。だから状況に合せた見直しというのは必要になってくる。そこには住民主導、住民参加は不可欠である。

 

 

 


 



-マンション管理

執筆者:

関連記事

マンション管理|駐車場の借り手が減れば赤字の危険性!

  マンション管理組合の収入は管理費、修繕積立金、駐車場使用料、その他専用使用料が一般的だ。多くの管理組合では、管理費会計(一般会計)に駐車場使用料が充当されている。 本来、管理費というのは …

マンション管理を見直す際のポイント!

  マンション管理を見直す この必要性が分かっていても、実際にどのようにしてその見直しを行えば良いのか分からない、そんな質問が多く寄せられる。 きっと難しく考えたら前には進めない。そして結果 …

マンション管理|発注形態を知っておこう!

  マンション管理の発注形態には、「一括発注方式」「分離発注方式」の大きく2つある。 一括発注方式とは、管理会社に全ての業務を包括的に発注する方法を意味する。一方の分離発注方式は、管理会社を …

ここを見ればマンションの良し悪しが分かる!

自分の住んでいるマンションが外部からどのように評価されているのか、何かのきっかけがなければそれを意識することはないと思う。   中古マンションの購入者向けの情報サイトに、マンション管理に関す …

理想のマンション管理って!

  快適な暮らし、そして安心して暮らせる… マンションの住まい方には、人ぞれぞれに理想があると思う。 でも実際に住んでみると、そこには色んな制約があったり、トラブルが待ち受けてい …

余白




余白

余白

プロフィール

著者:kurumi

元マンション業界人がマンション管理について本音で語るブログです。

余白

余白

余白

閲覧記事ランキング

カテゴリー

アドセンス広告




pagetop