「マンションは管理を買え!」、この言葉をネットで検索すると関連記事がとても多い。
「マンション管理は買えないだろ!」、「マンション管理は買うものなのか!」と揶揄する者も多い。
マンションを買う時にセットになっているから、その良し悪しなど分からないし、マンション管理という言葉は、色んな解釈ができるから、それをネタに揶揄する者が多くいるのだ。とはいえ、私もこれをネタに記事を書いているから揶揄してるのと同じだ(笑)。
この言葉は昔から聞くのだが、あらためてこの言葉の意味を考えると奥深いものを感じてしまう。私だけかも知れないが…
「マンションは管理を買え!」、これを管理会社がフレーズとして用いる場合、管理会社のことを指している。管理会社は質で選べ、当社は質が高い…(本当か?)
評論家やマスコミ関係者が用いるのであれば、マンション管理の行き届いた資産価値の高いマンションを指すであろう。
「マンションは買うものなのか!」、これは自主性を問う言葉に思える。本来マンション管理というのは、所有者自らが行うべきものだからだ。
死語にならない言葉「マンションは管理を買え!」
日本語というのは解釈が色々できるから面白い。「買え」を最初に使った人はユーモアがある。「マンションの管理は自分達で行え!」ではインパクトに欠ける。
「買え!」と言われても、一家族では決して買うことのできない買い物だ。それがマンション管理である。