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大規模修繕

マンション大規模修繕|数量のトリック!

2017年7月14日

 

マンション大規模修繕の見積りを確認される際に、どうしても金額の方に目が向けられる。

その金額の算定の基準となるのが単価であり数量である。

単価✕数量=工事金額

今回、その基準のひとつになる数量について語りたい。

ネット上にあまり掲載されていない情報なので参考になると思う。

 

数量に隠された秘密

設計監理方式の場合、工事項目、工事仕様、そして数量、この3つを設計コンサルタントが決めるのが一般的だ。これを元に施工会社は見積書を作成している。

工事単価は施工会社毎に異なるから、この単価によって最終的な工事金額に格差が生じることになる。

ここまではごく普通の話になるのだが、工事単価ともうひとつ金額に大きく左右する数量、果たしてこの数量についてどれだけの人が重要性を認識しているだろうか。

設計コンサルタントが積算した数量だから間違いない、もしそう考えているのなら、それは大きな間違いである。

実際の数量と異なっている、これが実に多い。



堅実な施工会社は、設計コンサルタントの数量は当てにしていない。なぜなら、間違っていることが多い、それを知っているから自社で積算をしなおす。

実際の数量(正確な数量)よりも見積り数量(設計コンサルタントが積算した数量)の方が多いのが実情であろう。

これは外壁塗装以外の工事項目にもいえることだ。

設計コンサルタントが実際の数量よりも少し多めに積算するのは、元業界人として理解はできる。不足の事態に陥れば責任問題に発展するからに他ならない。ここでいう少しとは、許容誤差の範囲という意味である。

だが、実際にはこの許容誤差をはるかに超える数量が用いられていることもある。

多めの数量に単価を掛けて工事金額を算定する。いくら施工会社を選定したところで、元となる数量が違っているのなら意味もなかろう。

ふかされた数量、この段階で割高工事ということになる。

全ての数量が間違っているわけではない。健全な設計コンサルタントも多く存在する。だが、実際にこのようなことが多いのも事実としてある。

こういうケースもある。例えば、設計コンサルタントが特定の施工会社に積算を依頼されるケースだ。この段階で既に談合の疑いがあるのだが、施工会社が積算する数量は実際の数量と異なるケースが多い。そこには仕組まれた策略が存在するのだ。

数量の信憑性が低ければ、正しい工事金額など導き出せないということだ。

 

設計コンサルタントに依頼する前に、複数の施工会社に見積りを取り寄せれば、各社数量が異なることに気付くだろう。そして、どの数量が正しいのか困惑するであろう。

それ故に数量というのは正確でなければならない。その正確な数量を導き出すために設計コンサルタントに設計監理を委託している。

設計コンサルタントの手腕というのはこの数量でも試される。

数量によって工事金額というのは大きく変わる。是非このことを知っておいてほしい。

長期修繕計画に用いられている数量も同じことが言える。

 

 


 



-大規模修繕

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