管理組合が変わらない限り、何も変わらない!

マンション管理

分譲マンション|管理会社から管理委託契約を一方的に解除する事例が増えている!

2018年9月25日

 

最近、管理会社の変更(リプレイス)が増えている。この間、それに関する記事をこのブログに書き綴ったが、今日、管理会社に勤めている私の知人から聞いた話で少し気になったことがあるから、それを題材に記事を書こうと思う。



その知人の話によると、以前に比べ管理会社のリプレイスの相談を受ける機会が増えたと言っていた。その理由を聞くと、管理会社から一方的に管理委託契約の解約の申し入れがあり、そこで新たな管理会社を探している、そんな管理組合が増えているそうだ。

以前にも同様の話を聞いたことがあるのだが、同じ管理会社が複数の管理組合に対して解約の申し入れを行っているそうだ。

 

さらに理由を聞くと、現行の管理委託料では管理サービスが行えない、それが解約の理由にある。他にも理由があると思うのだが、一方的に解約の申し入れを管理会社が行う、そこが気になった。

管理会社は本業では成り立たない。この記事を少し前に書き綴っているが、多くの管理会社が抱えている問題は業務の合理化である。そこで採算の取れない顧客は切り捨てる、言葉は悪いがそれも合理化の一つとして考えられる。

要望・要求の多い管理組合に対して、管理委託料が低ければ、そこで値上げの要求を行い、それを拒絶されれば解約の申し入れを行う、そんな管理会社が今後増えるかも知れない。

管理会社の数が全体的に減少すれば、そんなことも起り得る。

 

昔は修繕工事の大半をマンション管理会社に発注していた。それが近年では管理会社以外の業者に発注されるケースが増えている。管理委託契約のみでは事業採算が成り立たない。そんな裏事情がある。

そこで管理会社に対する過剰な要求・要望、これが加われば、解約の申し入れという選択しか手立てはない。それが解約の申し入れに繋がっていると思う。

私の知人の管理会社では、そんなリプレイスの相談が最近多く寄せられているそうだ。

複数解約の申し入れを行っている管理会社がこの記事を読めば、自社のことだと察しが付くだろう。

管理組合が管理会社を選ぶ時代から、自分たちが選ばれる時代へと今後変わっていくかも知れない。

管理会社側の人材不足、顧客である管理組合の要望・要求の多様化、そこに生じるギャップは今後広がっていくように思える。

▶ マンション管理会社|フロントマンの人手不足がヤバい!

 

 


 



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