管理組合が変わらない限り、何も変わらない!

管理会社

マンション管理会社は自らの存在意義をもっと認識すべし!

2018年9月30日

 

マンション管理会社は半世紀以上の歴史がある。この長い間、淘汰されずに今日に至っているのだが、時代が確実に変わっている一方で、やっていることは昔も今も変わらない。

マンション管理会社はこれからも必要な存在?

そこに自負があるとすれば、それは大きな間違いである。



管理会社の存在意義

今の管理会社をひと言で例えるなら「場当たり管理」、これが管理サービスになっている感は否めない。

「場当たり管理」、そう先を見据えない管理である。

そして利己主義の管理体制がそこに存在したりもする。敢えて断定はしない。

私の管理会社時代、そして現在管理会社で働いている多くの知人から、色んなことを見聞きし、半世紀経っても変わらない業界だと個人的につくづくそう感じる。

管理会社は当然に専門性が求められる。それが対価だと思う。

そしてマンション管理に関わる様々提案、そして正確性というのも対価となろう。

 

前述の先見性も重要になる。場当たりではなく、先を見据えることもマンション管理には必要なことだ。それを管理組合に教えることも身近な管理会社の役割だと感じる。

自分たちのマンションにそれを当てはめてみるとどうだろう。個々に意見が異なると思うが一度考えてみるといい。

管理会社は自己の存在意義を正しく理解していない。そこに問題があるように思える。

間違った会計報告、利己主義の提案、場当たりの対応、言われないとしない管理サービスだとすれば、そこには専門性とか正確性などは存在しない。プロとしての自覚が欠けているように思える。

言いたいことをそのまま書き綴っているが、私の住んでいるマンションの管理会社ひとつとってもそのように感じてしまう。

 

マンション管理の委託先の細分化

昔と今で変わったことがある。それはマンション管理士の誕生である。しかしながら、マンション管理士の活躍する機会が少ないという実情がある。

マンション管理士に期待されるもの、それは、専門性、先見性、中立的な立場の助言ではないだろうか。

管理会社に日常の管理業務を委託し、マンション管理士から適切な助言を受ける。これが理想なのかも知れないが、助言なら管理会社がいるだろう、そこに二重のコストは不要と考える管理組合の声をこれまで多く聞いてきた。

管理会社が提供するパッケージサービス、これが管理組合の意向と合致するから委託契約が成り立っていると思うが、「委託先の細分化」という市況に変われば、少なからず管理会社の淘汰は進むと思う。

パッケージサービスとは、包括契約のことであり、管理会社に連絡すればすべて対応してくれる、だから便利だと考える方が多い。

委託先の細分化とは、マンション管理に関わる業務のそれぞれを専門業者に委託することを意味する。

マンション管理には、機械警備、清掃業務、会計業務、フロント業務、管理員業務、設備点検業務など複数の業務が存在するのだが、機械警備は警備会社が直接受託することができるし、清掃業務、設備点検業務も同様である。

管理員業務は今日では派遣企業も存在するし、管理組合が直接雇用するケースも見受けられる。

ただし、会計業務とフロント業務は管理会社の特化型受託サービスといえる。なぜなら、管理会社以外に受託する企業は皆無に等しい。

そこで、フロント業務の役割をマンション管理士に委託する、そのようなやり方が今日では可能となる。だが、会計業務を代行する企業はほとんど存在しない。

ネットで調べてみると会計業務の監査を行う企業は存在するが、日常の会計業務を代行する企業は一部のマンション管理事務所に限られる。

ずいぶん前に同じことをブログに書き綴っているが、会計業務の代行会社が増えれば、委託先の細分化は進むものと思われる。これはあくまでも個人的な意見ある。

マンション管理士の活躍の機会をもっと増やすには、会計業務の代行会社を増やす、それが課題のように思える。これも個人的な意見である。

管理会社は危機的状況に陥らないと自らの存在意義に気付けない。もしそうだとすれば、この先管理会社という呼名が無くなるかも知れない。

 

 


 



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