総会・理事会

管理組合毎に総会のやり方は異なる!

2018年2月25日

 

マンションの管理組合では、毎年総会という会合が開かれている。この会合のことを一般的に「通常総会」と呼ばれている。マンションによっては「定例総会」という言葉を用いたりしている。

私は管理会社時代、建設会社時代、そして自分の住んでいるマンションもそうだが、色んな総会に出席させてもらった。自分のマンションで「出席させてもらった」は誤りなので、そこは「出席している」になる(笑)。

マンションに集会室があればそこで開催されたり、近所の公民館で開催されたり、マンションのエントランスホールで開催されたり、さすがに野外(青空の下で)は無いと思うが(笑)、マンション毎に会場は異なる。

そして、その会場の設営方法も、教壇方式、コの字方式、ロの字方式などマンション毎に異なっている。

会場の設営というのは、話し合いを行う上でとても重要になる。(詳しくはこちら☟)

▶ 総会・理事会の会場設営には工夫が必要!



総会の議長は理事長が務める、このケースがほとんどであろう。

総会の議事進行役を理事長が担うわけだが、理事長主導で進められるケース、管理会社が脇に居てサポートを受けながら進められるケース、管理会社主導で進められるケース、大きく3つに分けられると思う。

実情として、管理会社のサポートを受けながら進められるケースが多いのではないだろうか。

議事進行については、マニュアルというものが存在する。暗黙のマニュアル(カンペ)、これがないと初めて理事長に就任された方は、「議長をお願いします」と言われてもきっと躊躇するだろう。

私が理事長に就任したとき、最初の総会は躊躇した。事前に管理会社からもらった箇条書きのマニュアルみたいなものを見て、必死になって自分なりに予行練習をした記憶がある(笑)。

当時小さかった息子と家内を前にして、総会に見立てた練習をしたような気がするがもう20年近く前の話になるので記憶がかなり薄れている(笑)。

管理組合主導で行われる総会というのは、自分たちのマンションのことを良く知っているから色んな話が出てくる(笑)。日頃からマンション管理に対する関心の高さが窺える。

総会というのは、自分たちのマンションについて話し合う貴重な機会であるし、年に1回しかない貴重な時間でもある。

なので、自分たちの前向きな意思で有意義な総会にしたいものである。

 

 

そして、これだけは避けなければならない。☟

 

管理会社のワンマントーク(独演会)

 


-総会・理事会

執筆者:

関連記事

マンション管理組合|総会・理事会はこうあるべき!

  分譲マンションには、建物の共用部分・建物の付属施設・敷地の管理を行うために「管理組合」という組織があります。この管理組合はマンションの区分所有者(組合員)で構成された組織です。 &nbs …

マンション管理組合|話し合うことに意義がある!

  ビジネスの世界でよく使われている「PDCAサイクル」というマネジメント手法があります。品質の改善・向上、継続的な事業活動の改善を推進するマネジメント手法になりますが、このPDCAサイクル …

マンション管理組合の理事会・総会のオンライン化について!

  長引くコロナ禍において、総会や理事会が延期になったり、重要な議題が先送りになったりと関係者の皆様にとっては本当に頭を悩ませる問題です。 そこでオンラインによるバーチャル理事会とかバーチャル総会に期 …

長引くコロナ禍、理事会・総会開催は延期した方がいい!

  2021年4月中旬頃から、急激に新型コロナウィルス感染者が増え、地域によっては、3度目の緊急事態宣言が発例されていますが、コロナ禍がいつまで続くのか、ここまで長引くと様々な面で心配になり …

理事会の招集は理事長が行うべき!

  輪番制を採用しているマンションでは、持ち回りで役員が回ってくる。役員の任期は1年もしくは2年が一般的であるのだが、そこで開催される理事会の開催頻度は、それぞれのマンションで異なる。 年1 …




 プロフィール

くるみ

くるみ

著者:kurumi

マンションデべロッパー、デべ系管理会社、建設会社勤務を経て、2004年に管理会社設立。
2017年に業界を離れ、今はフリーランスとして活動しています。
元業界人がマンション管理についてしがらみ抜きでガチで語っているので、是非読んでみてください。

 ブログ内検索
 カテゴリー