管理組合が変わらない限り、何も変わらない!

管理会社

管理会社変更の裏側にあるもの!

2018年2月2日

 

マンション管理会社を変更して、期待通りの成果が得られたとしても、それが一時的では意味がない。マンションとその管理はその後もずっと続く。

 

管理会社の変更に際しては、候補先の管理会社がマンションに訪れ、現地調査が行われる。建物や設備などの管理状態を調査し、現況の問題点の説明がなされ、その解決策の説明がなされたりする。そして管理仕様や管理委託料などの見直しの提案がなされる。

管理会社の中には、マンション管理適正化法や管理規約に矛盾した問題点を指摘することもあるだろう。そこで色んなことを知り得る。

▶ 建物に不具合がありますが、今の管理会社から提案はなされていますか?
法や管理規約に矛盾した点があります。これは問題ですよ!
▶ 弊社なら、このような管理を行います。
▶ 弊社に変更されると、管理支出がこのように削減できます。

特に初めて変更される場合、他の管理会社から聞く話は、多くが新鮮に思えたり、興味を惹かれると思う。

 

だが、これらのセリフをその管理会社のお客様である管理組合に聞かせてあげたい。きっとうちのマンションもそうしてよ!」、そう言われるのがオチではないだろうか(笑)。

このように管理組合に助言している一方で、自社が管理するマンションに対して全く同じことを他の管理会社から指摘されている。これがマンション管理業界のリプレイス(管理会社の変更)の裏事情である。

過去に法令違反を犯した管理会社がその矛盾点や問題点をもし口にするのなら本末転倒であろう。これは我を顧みないの一例に過ぎない。

個人的な意見になるのだが、管理会社の変更で大きく変わるのは、表面的な管理委託料と管理仕様だけだと思っている。中には「対応が良くなった」という意見もあるだろうが、それは前との比較によるもので、きちんと対応ができて当然だと思う。



管理会社を変更された管理組合の皆さんが、以前の管理会社のホームページに書かれていることを読まれたら、きっといい気持ちはしないだろう。それが変更した管理会社であったりもするから言葉にならない。

解約の多い管理会社は、いくら営業努力で増やしても同じことが繰り返される。解約された理由に対して真剣に向き合わない、反省しないからそのようになる。

変更先の管理会社がもしそうだとしたら、いつか同じことが起こり得るだろう。体質というのは簡単に変えられるものではない。

マンション管理業協会のホームページで会員企業の管理棟数(戸数)の推移が公表されているのだが、そこから解約の実態を窺い知ることができる。これは管理会社の評価の指標になるだろう。

「マンション管理会社名 マンション管理業協会」で検索すると会員の情報を閲覧することができる。

前年と比べ管理棟数(戸数)が減っていれば、解約が発生していることが窺い知れるし、デべロッパーの子会社であれば、新規受注があるのに増えていない、これも解約が発生していることを意味する。

 

管理会社変更に際して変わるのは、前述の管理委託料や管理仕様など、実際に具現化できるものに限られる。フロントマンの対応(迅速さなど)は、人によって差異がある。一般的に変更後は、有能な人材を配置する傾向にある。だから、交代後に不満が出たりもする。

この業界の人材教育というのは、業務が広範囲に及ぶし、個人の性格もあるし、そして管理組合の評価が個々に異なるから、一貫したマニュアルで通用するものではない。難しいという現実がそこにあるから、結局は個人の裁量に委ねられる。

だから、過剰な期待をすると必ずギャップが出てくる。

 

 


 



-管理会社

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