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マンション管理|M&Aについて語る

2019年7月16日

M&Aとは、企業の合併とか買収といった意味を持ちますが、事業規模を拡大したいという意図がそこにあります。

近年、マンション管理会社のM&Aが盛んに行われていますが、いつの間にか管理会社が変わっている、そこに注意を払う必要があると思います。

個人的に感じることは、顧客である管理組合が軽視され、企業側(管理会社)の都合で行われていることに対し、腹正しさを覚えます。もっと言えば、管理組合を愚弄している行為にしか思えません。

私が管理会社を立ち上げたときの話になりますが、設立して3年目のときに私の会社の出資者からM&Aの話を持ちかけられました。

デべロッパーの経営破綻に伴い、その系列会社である管理会社を整理することになったから、うちの会社でその管理会社を買収しないか…

出資者の知り合いの金融機関がその買収先を探していました。

その後、同様の買収の話が何件かありましたが、私は何の迷いもなく断り続けました。そして数年後、私はその会社を退陣させられました(苦笑)。

出資者が私を退陣させたのはそれに応じなかったからです。雇われ社長って虚しいですね。

なぜ断り続けたのか、それは管理組合に選ぶ権利があって、そう簡単に買収なんてできない、そう感じたからです。

管理会社を整理する話が出た段階で、本来なら事前に管理組合に通知すべきだと思います。早めに通知がくれば、管理組合で次の管理会社を自力で探すことはできます。選択権が無い状態で勝手に管理会社を変えることに反感を得ました。

それとお金が絡んでいることに納得できませんでした。マンション管理が勝手に売買されるという実情がそこにあります。

世の中には理不尽なことが多く存在します。社会で生き抜くために必要なこともあるでしょう。ですが、企業都合で物事が全て上手くとは限りません。

私は顧客だけは裏切れない。大事に思う顧客をお金で買うことなどできない。不器用な生き方かも知れませんが、今でも後悔はしていません。

私は人生で二度、会社に裏切られました。顧客からは怒られることは多々ありましたが(笑)、一度も裏切られたことはありません。

真面目に仕事をしていれば、理解を示してくれるのが顧客であって、企業というのは、真面目さよりも従順や要領を重視します。個人的な話になって申し訳ありません。

M&Aについて、参考になるサイトがある。下にリンクを貼っておく。どのように感じるかは読者に委ねたい。

▶ マンション管理会社のM&A・売却・事業譲渡

 

<関連記事>

マンション管理会社のM&Aのカラクリ!

 

 




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