マンション管理

マンション管理|適正価格を知ることが大切!

2019年8月8日

 

管理組合の決算書の支出項目に記載されている金額、これが適正なのか気になりませんか。自分のマンションで見直しを行ったとき、最初にそのことが気になりました。

マンション管理を行う上で必要なのはお金です。この運営資金を管理費・修繕積立金という名目で所有者の皆さんは毎月支払っているわけですが、この運営資金の正しい使い道は、まず適正価格を知ることから始まります。

 

適正価格を知る

適正とは相場価格のことになりますが、単一では知り得ません。複数の比較資料によってそれを把握できます。他のマンションの決算書を入手できればよいのですが、そう簡単にはいきません。そこで、支出項目に該当する業者の見積書なら入手することが可能です。

より多くの見積書を比較することによって相場価格=適正価格が導き出せます。

管理組合にとって大切なことは、この適正価格を知ることです。なぜなら、決算書に記されている支出額というのは、どのマンションも同じではないからです。

仮に同じ仕様(サービス)で格差がそこにあるとすればどうでしょう。相場価格が1万円なのに1万2千円支払っているとしたら納得いきませんよね。

特に毎月発生する支払いともなれば、この2千円が年間2万4千円になります。10年経てば24万円と膨らみます。更にそのまま20年経過すれば48万円に膨らみます。

これが5項目あるとすれば、20年間で240万円になります。この2千円の差が長期的に見れば大きな金額に膨れ上がります。

マンションの総戸数が増えるほどこの差は大きくなります。仮に5万円の差になれば20年間で1,200万円に膨れ上がります。実際に見直しを行うことでこうした差異が生じているのは事実です。

 

 

適正価格を知ることで問題意識が芽生え、そこで見直しを行い、結果として無駄な費用を抑えることができます。

これを更に大きく捉えると、実情を知ることで問題意識が芽生え、色んな見直しを行うことができます。結果は言うまでもありません。

比較するとか実情を知るというのはとても大切なことです。最終的に管理組合の財産を守ることに繋がります。

 

 

 




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