管理会社

管理会社変更|その後の良し悪しは?

2017年11月24日

 

マンション管理を見直す際に、マンション管理会社自体を変更するケースもあるだろう。

コストが下がり、以前よりも良くなった。

このような結果が得られれば、きっと苦労した甲斐があると思う。

すべてのマンションがそのようになれば良いのだが、実情はそれとは違ったりもする。

コストが下がったけれど、良くなったのは最初のうちだけ、そんな声を耳にするし、以前よりも悪くなった、この声を身近で聞くこともある。

管理会社変更後の良し悪しというのは、実際に管理会社を変更した管理組合にしか分かない。



本当に良くなるのか?

同じ管理会社でも管理組合毎に管理委託料は異なる。このブログサイトの記事で度々語っていることなのだが、変更してもらった管理組合には過剰なサービスを行い、しかも管理委託料を安く設定する。

企業努力を完全に履き違えている。

本当に馬鹿げた話である

既存の管理組合の管理委託料は高いまま、それなのに管理会社を変更してもらった管理組合には、サービス、コスト面で特典を設ける。

矛盾にも程がある

管理会社は管理委託契約の解約リスクを補うために新規開拓が必須となる。解約に対して新規契約が減れば企業は衰退してしまう。だから、新規の物件受注を容易にするため、過剰なサービス、低価格を売りにする。

この手の企業は悪循環に陥っている。

新規の顧客獲得に力を注ぎ、既存顧客を大切にしない、だから解約が増える。それを補うために更に新規開拓に力を注がなければならない。

矛盾というのは、企業の考え方そのものだと思う。なぜなら、矛盾を作っている当事者だからである。

矛盾=顧客を大切にしない

企業努力を履き違えている企業、顧客を差別する企業を果たして信用できるだろうか。マンション管理は人が行うサービスであることを忘れてはならない。

新規顧客に目を向けられる=既存顧客はなおざり

管理会社変更後、時間が経てば新規顧客から既存顧客へと変わる。やがては自分たちのマンションも「なおざり管理」になるのがオチではないか。

管理組合はそこを見抜く必要がある

私は管理会社の変更というのは「最終手段」だと思っている。どこも同じだと思っているから、改善してもらうべきところを管理会社に告げ、それが実現できないのならその時に変える。「実現できない」、これが管理会社変更の大義となろう。

私の住むマンションでは、マンション管理を見直した際に管理会社は変更していない。十数項目の改善を管理会社に告げ、結果として改善に至っている。もし改善できないのなら、きっとその時に変更していたと思う。

管理委託料は、実勢価格(相場価格)を知るために他社から見積書を取り寄せ、管理会社と交渉して実勢価格に合わせてもらった。新築時の管理委託料が高いことを見積りを比較することで知ることができた。

当たり前のことを当たり前に見直す

それで20年間、何も問題なく今日に至っている。

 








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