語り

管理会社という名のレール

2017年12月21日

 

新築の分譲マンションを購入した段階で、既に管理会社が存在する。

任せて安心、その根拠など無いのに所有者たちはひたすら管理会社鉄道に乗り続ける。

管理会社が儲けるために敷かれたレールに乗っていることを知らずに…

私が管理会社時代に感じたこと、それは顧客である管理組合にとって管理会社って本当に必要なのか?

内情を知れば知るほど「金食い虫」、そのように感じた。

企業だから稼ぐことが事業目的なのは分かっている。だが「そこまで利益を取るのか!」、そう感じることが多々あった。

 

管理組合の知らない色んなところでリベートやマージンが発生している。

 

金に執着しすぎると本来なすべきことを忘れてしまう。稼ぐことだけが目的なら管理会社など不要な存在と化すだろう。

常に罪悪感、そして危機感を持ちながら、管理会社でずっと働いてきた。それが今だから言える本音である。

管理会社が敷したレールに乗り続けるのは楽かもしれない。だが、そこには「間違いだらけのマンション管理」が存在する。

それに気付き、途中で自分たちのレールを敷かれる管理組合も存在する。レールを敷くのは、とても大変な作業になる。だがその苦労は必ず報われる。決して無駄ではない。

私の住むマンションも自分たちでレールを敷き直した。鉄道会社に例えるなら、管理会社鉄道からの脱却である。そして新たな管理組合鉄道の始まりである。

 

あの時にレールを切り替えなかったら、数千万円は余計に払い続けていただろう。20年の月日がその大きさを物語る。

 








-語り

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