マンション管理を知れば知るほどその先に見えてくるもの…
それは「間違いだらけのマンション管理」…
管理会社が悪い…
そう思っているのなら、いつまで経っても何も変わらない。
他人任せが悪い…
これに気付かなければ、何も変わらないのだ。
管理会社だけの問題ではない
マンション管理に関心を持たない方がマンションを購入する。管理会社がマンション管理をやってくれる。そのために管理費、修繕積立金を支払っている。
国の政治も同じことが言える。
政治に関心を持たない国民が多い。政治家たちが国政、そして国の未来を築いてくれる。そのために税金を支払っている。
結果として何が生まれているのか。それは「無関心」、「他人任せ」、そして「不満」だ。
主導権を握っている者は、いつかは利己主義に走る。政治資金の私的流用疑惑、消え去ったどこかの知事、号泣したどこかの議員、人は愚かで弱い生き物だ。
それに不満を抱いたところで、何がどのように変わるのか。
結局は何も変わらない。同じことが永遠に繰り返される。
そのつけが金銭的な負担となって返ってくるのだ。
マンション管理も全く同じことが言える。
主導権を握っている管理会社は、昔から利己主義だ。管理組合の利益より己の利益を優先する。この先、管理組合運営が逼迫するのを知っているのに私欲のために暴利をむさぼる。
政治家が悪い、管理会社が悪い、そう愚痴をこぼしたところで何も変わらないのだ。
変えられるたったひとつの方法は、関心を持つことだ。
政治を変えるのは決して容易ではない。だがマンション管理は違う、個々の所有者の手によって変えられるのだ。
ひとり一人が関心を持つことによって変えられる。今の段階では変えることの必要性すら理解していない方が多いだろう。
だが関心を持つことにより変えることができる。
古い記事になるが、マンションの理事長経験者が語ったマンション管理の実態と問題点、勉強材料になると思うので、下にリンクを貼っておく。是非参考にしてほしい。