マンションの管理運営には、主役そして脇役が存在する。それぞれに役割というものがあり、両者が上手くかみ合ってこそ、その目的が良い方向に進んでいく。
これは映画やドラマと同じである。
マンションの場合、主役が管理組合、そして脇役が管理会社である。また、管理組合内にも理事会が主役、組合員が脇役という一面を持つ。
マンション管理士がそこに登場すれば、脇役に徹する監督になる(笑)。
もし皆さんが映画やドラマに出演するとしたら、脇役ではなく主役の方がいい、きっと多くの方がそのように思うのではないだろうか。
映画やドラマに出演される男優さん、女優さんは、仕事だからそれぞれの役をこなせる。これが仕事でないとしたら、脇役は馬鹿らしくてやってられない。これが本音であろう。
「なんで私が脇役なのよ!」と女優さんの愚痴が聞こえてきそうだ(笑)。
脇役は主役の引き立て役になる。この脇役の下支えによって主役は映える。そして人に感動を与えることができる。ただし、いくら演技力が長けていても、監督、そしてストーリーが今いちなら世間の評価は得られまい。
マンションの管理運営を映画やドラマに例えてみると、案外そこから学べるものがある。
そこから先は自分たちで想像してほしい。