私の住んでいる地域では、昨年から今年にかけてマンション火災が頻発し、身近なところで火災が起きているから対岸の火事とは思えません。
また、最近日本各地で地震が頻発しています。いざという時のために災害への備えとか、避難方法について、管理組合内で話し合うことはとても重要なことだと思います。
防災というのは、共助という考え方が必要不可欠ですが、特にマンションなどの集合住宅においてはこの考え方は大事です。
コロナ禍において消防訓練を自粛したり、消防訓練が行われていないマンションもあるでしょう。実際に火災が起きた場合、避難方法がとても重要になります。
私の住んでいるマンションでは先月消防訓練を行いました。そこで避難方法について高齢者の方たちからいくつか質問が出ました。
ベランダに設置している避難ハッチについて、「怖くて下には降りれない」「足が悪くて降りることができない」…
出典:ナカ工業株式会社
全ての居住者が利用できる設備ではないことを、初めてそのときに気付かされました。そこで避難ハッチについて調べてみると、他にも種類があることを知り得ました。
消防訓練の意義は、訓練のみならず実情を知り、その解決策を見出すきっかけになったりもします。
避難ハッチが使えない場合の避難方法について、一度管理組合で考えてみるのも大切なことだと思い、今回記事に取り上げました。