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語り

モンスタークレーマーだと決めつけるその前に!

2017年7月20日

昔からよく耳にする「クレーマー」という言葉、これが最近では「モンスタークレーマー」という言い方に変わってきた。きっと、そこには圧倒的な存在感と影響力を持つ「モンスター」がいるのだろう。もちろん違う意味で(笑)。

企業や組織に対して自己中心的で理不尽な意見を言う人、難癖をつける人を「モンスタークレーマー」と言っている。似た言葉に「モンスターペアレンツ」という言葉があるが、この言葉が派生して「モンスタークレーマー」という言葉が生まれたと聞く。

モンスターペアレンツというのは、学校関係者に対して、何かとクレームを付ける保護者のことを指す言葉であるが、これらの言葉が世間に広まり、当事者はそのレッテルを貼られてしまう。考えて見れば、それは怖いことでもある。なぜなら、自分の知らないところで、勝手にそう呼ばれているかも知れないからだ。

今回、このモンスター?クレーマーをマンションを例にとって語りたい。



正当意見とクレーマーは性質が異なる

総会や理事会などで繰り返し意見を言う人のことを、もし「クレーマー」だと言うのなら、善意ある人ならばきっと意見は言わなくなるだろう。

大抵の意見は正論であることが多い。これは私見によるものだが、その正論も受け手が自己主張だと捉えれば、その受け手にとってはもはや正論ではなくなる。

人は、他人から指摘されると反発心が起こり、全てを敵視してしまう癖がある。指摘されたからと言って、その意見者のことを「クレーマー」と簡単に決めつけてよいのだろうか。

もしその指摘が、正当なものだとすれば、逆にクレーマーはどっちなのか。そのように考えれば、軽々にクレーマーという言葉を口にすることはないだろう。

昨日、記事に書いた「サイレントマジョリティ」の方が管理組合にとって深刻な問題に思えるのだが…

管理組合という組織においては、企業とは異なり上下関係の無いフラットな関係になるから、自己主張を唱えやすい環境下にある。しかしながら、多くの人は聞き手役に回る。

余計なことは口にしない

口にすると他人から偏見な目が向けられる

誰から教わったわけでもなく、それが身に付いていたりもする。私の場合、家内から「総会や理事会の場で絶対に余計なことは口にしないでね」「陰口を叩かれるのが嫌だから」、マンション生活を送る中でいつも注意されている(笑)。

昔の言葉に「村八分」という今では放送禁止用語になっている言葉がある。集団の中で人と違った意見を持ったり、人と違った行動をとる者に対する戒めの言葉になるのだが、要するに組織(仲間)から外されるという意味になる。

今ではあまり聞くことは少なくなったが、この考え方は今日の日本文化においても未だに根強く残っている。

管理組合とか理事会という組織においては、互いの意見を尊重し合う、これは必要なことだと思う。意見が出ない、これではマンションは良くはならないし、話し合うという意義が薄れてしまう。

管理会社は意見者に対して「クレーマー」だとすぐに決めつける癖がある。特に管理会社(自分)に対する苦情に対して我を顧みないところが多々あると思う。

よく考えれば、自分たちに非があることが少なからず存在すると思う。そこにはまず先に反省が必要となろう。

自分たちに非があって、もしそこで意見を言うとしたら、クレーマーはどっちなのか、言わなくても理解できよう。

 

本当のクレーマーはこっち

同じ意見でも、自己中心的な意見、誰もが理不尽に感じる意見、一方通行の意見、これを平然と口にされる方がいらっしゃる。自分の意見を言うが、他人の意見は全く聞こうともしない、そんな人も中にはいらっしゃる。そこに「マンションを良くしていこう」、それがなければ単なる質の悪いクレーマーに過ぎない。

多勢が不快に感じるとすれば、それこそ「モンスタークレーマー」である。

私の住むマンションには何かと難癖を付ける住人がいる。だが、同じ住人だから注意する人はひとりもいない。家内からこっぴどく怒られるから敢えて言わないようにしているが、いつかその日が来るかも知れない。

もしそうなれば、マンション中の噂になって、「モンスタークレーマー」と陰で囁かれるかも知れない(笑)。そして鬼嫁との夫婦喧嘩が始まる(笑)。

 

 

この「間違いだらけのマンション管理」というタイトルでブログを書いている時点で、私は既にモンスターなのかも知れないが…(笑)。

 

 


 



-語り

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