語り

キックバック、小ずるい企業がやること!

2021年8月27日

 

キックバックについて問う!

キックバックとは、業者に仕事を紹介したときに受け取る謝礼金(見返り料)のことを指しますが、バックリベートとかバックマージンという呼名で言われたりもします。

 

要するにお金を支払う顧客にとって、知る術の無い裏側のお金のやり取りということになりますが、管理会社は紹介手数料とか現場立会料などの名目で売上計上しています。

 

このキックバックの是非にあたっては、商売だから当たり前とか、少額であれば容認できるという意見が口コミサイトとかで散見されますが、個人的には小ずるい企業がやることだと感じて止みません。

 

確かに企業は、売上なくして事業継続は出来ませんからね。利益に繋がることは合法的であれば率先してやる、一見するとそれは当たり前に思えます。ですが、それが対価のない自己利益だけのものであるとすれば、裏側で姑息に利益をせしめる行為であって、小ずるいの他に言葉が見当たりません。

 



 

少し前に、コロナ禍における不動産売買にあたり、顧客を軽視した銀行系の不動産仲介会社のキックバックの在り方を問うニュース記事を拝見し、小ずるいことをやる企業も存在するんだなと感じました。(その記事はこちら👇)

Yahoo!ニュース(ダイヤモンド不動産研究所)

 

問題はここにある!

マンション管理会社には様々な業種の協力会社が存在します。主な業種で言えば、修繕を専門とする工事会社になりますが、管理会社に仕事下さい的な営業に来ます。

 

業者にとっての契約先は管理組合なのに管理会社に媚びを売って、顧客にはあまり目が向けられていない、これこそが問題なんです。管理会社ありき的なスタンスが後に様々なトラブルを生みます。

 

何か問題が生じた時に、管理会社はリベートをもらっているから、その業者に対して文句が言えなくなる。結局のところ馴れ合いが生じて、良い仕事など期待できません。

 

本来なら管理組合を擁護すべき立場のはずの管理会社が、業者に対して何も言えない、キックバックの問題点はそこにあります。

 

もっと分かりやすく言うと、業者にミスが生じた場合、管理組合に対してその真実を伝達できないことが起こり得えます。前述の「馴れ合いが生じて良い仕事など期待できない」とする根拠はそこにあります。

 

管理会社の中には、リベートを裏で貰っていながら、その業者にミスが生じた場合、業者に対して言いたいことを口にされることがありますが、業者と管理会社間の関係が上手く行かなくなると後のアフターに影響が出ます。

 

業者にとっての顧客は管理会社であって、そことの関係が崩れると仕事が貰えないから後退的になって、業者によっては管理会社に寄り付かなくなります。

 

管理会社もまた、裏でお金をもらっているという弱みがあるから去り行く業者に強く言えず、業者もまたその弱みに付け込んで強きに出たりもします。これは、慣れ合いの性悪説のひとつです。

 

それって前述の管理組合を度外視した付けであり、管理組合にとって知りようのない不利益にしか他なりません。

 

キックバックの是非については、個々に色んな考え方があると思います。個人的には、何度も言っている小ずるいやり方にしか思えず、決して容認できるものではない。そのように感じています。

 

この業界に限らず、色んなところでキックバックは存在していますが、対価のないキックバックは闇に葬るべきだと思いますし、正々堂々と名目を掲げ、商売すればいいのにって思うのは私だけでしょうか。

 

 

 








-語り

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