このサイトに訪れる方の多くは、マンション管理について、何かしら問題を抱えていたり、何か調べたいことがあって、たまたまこのサイトにたどり着かれた方がほとんどかと思います。
中には私が書いた下手な記事を真剣に読んでくださる方や、全く参考にすらならない、なんて感じる方もきっと多いのではないでしょうか。
でもこれだけは言えます。
分譲マンションの管理って本当に大変だということです。
真剣に自分たちのマンションのことを考えて行動される方も中にはいらっしゃいます。しかしながら、真面目にやっても周りから批判を受けたりもします。
例えば、やり過ぎとか、言い過ぎとか、暴走してるとかね。
そして、自分のいないところで陰口を叩かれたりもします。
正直者がバカをみたり、偽善者扱いされたりもします。
結局のところ、マンション管理について無関心層が多いから、真剣にマンション管理のことを唱えると宙に浮いちゃうんですよね。
真面目な人ほど煙たがられる、どうもそんな文化がマンションに根付いているように思えてやみません。
口にしない方が得をする…?
そうなるとマンションに住むうえで、それが賢い選択のように思えたりもしますよね。
違法駐車やマナーが悪い、そう感じても見てみぬ振り…
でもね、それが自分に直接降りかかってくると、他人事ではなくなるものです。
そこで不満を口にすると人によっては異端児扱いされたりもします。
ずいぶん前に記事に書きましたが、マンションは縦社会じゃないから管理組合という団体を取り纏めるのはとても難しいことです。
確かに役員は存在しますが、感覚としては横並びの社会ですからね。人と違うことを行えば、バッシングを浴びたりもします。
そう考えると、分譲マンションって本当に厄介な居住形態だと感じます。
良好なコミュニケーションが図れているマンションでも、全く問題がないわけではありませんからね。
私の長きに渡る管理会社時代を振り返り、これまでの経験からそのように感じています。
私もマンション暮らしをしていますが、マンションが古くなると色んな難題が生まれ、最近所有者の入れ替わりが多いから、これまでになかった要望とか苦情をよく耳にします。
当面役員は回ってこないから、ある意味他人事で済ませていますが、きっと当期の理事会は大変だと思います。
分譲マンションの管理って大変ですよね。本当に…