語り

日本政府と専門家、管理組合と専門家の関係は似ていると思う。

2020年5月8日

 

今回の新型コロナウイルス感染症対策において、安倍首相をはじめ政府関係者の方たちが口にした言葉の中で、特に印象深かったのが「専門家の意見を参考に…」。

そこで専門家たちの存在意義が高まり、その活躍ぶりが顕著となりました。また専門家たちがテレビのインタビューやネット上の質問に答えたり、個人のツイッターなどで頻繁に感染症対策について情報発信しています。

その道の専門家の意見というのは、何かを決断するときにとても参考になったり、後押ししてくれます。

そう考えると、マンションの管理運営も同じように思えます。

何か分からないことがあれば、その道の専門家たちの意見を聞き、適正な管理運営を行っていく、これが理想に思えます。

しかしながら実情はどうでしょう。



新型コロナウイルス感染症対策で世界的に高い評価を受けている台湾では、2002年に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)の教訓を活かした法整備が既に構築されていて、閣僚に素人はいない、それが爆速な対応に繋がったという報道を見聞きします。

日本政府から発せられる言葉を聞くたびに、私には責任回避の言葉にしか思えません。最近マスコミから対応の遅さについて指摘されていますが、やたら時間の掛かる方向へと法整備がなされている感があり、全てが後手に回っているように感じます。

未だにアベノマスクは手元に届いていません。安倍首相が総理大臣官邸で4月1日に発言した「速やかに取り組みたい」という言葉の意味を本当に理解しているのか甚だ疑問です。

 

日本政府の後手対策に期待は薄れ、店頭ではマスクが買えないから、ネット通販で高値で販売されている使い捨てマスクを少量買い、手作りの布マスクと併用して我が家では感染予防対策を行っています。

GW前に妻が布マスクを作ってくれたので、そこで喜んでいたら「ちゃんと代金支払ってよね」と冗談を言われ、そこで真に受ける自分がいました(笑)。

古着のTシャツの生地を使い、ミシンが無くてもマスクは作れます。(作成時に参考にした動画です。)

 

ユーチューブ動画 出典:sisteas Gさん

 

マンションの管理組合にも言えること、それは「緊急時において時間の掛かる手続きはできるだけ設けないこと」「予知できることは事前にルールを設けること」、今回の日本政府の後手対応を見てそのように感じました。

 








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