私の住んでいるマンションでは、4月に入ってから生活騒音に纏わる書面が2回ほど投函されました。表題は「生活音に関するお願い」「子供の騒音に関するお願い」…
1回目に投函された書面は、生活音とだけ書かれ抽象的な文章でしたが、2回目の書面には、具体的に子供の騒音と書かれ「長時間のドタバタ音」「子供の叫び声」という表現になっていて文章はかなり厳しめの内容でした。
コロナ禍の外出自粛に伴い、休校や休園、在宅勤務を強いられる中で、自宅で家族と一緒にいる時間が増えるので、他人への配慮が欠けるとこうした生活に纏わる騒音というのは当然に増えますよね。
特に今の季節は、エアコンを使わずに窓を開ける機会が増えるから、そこで赤ちゃんの泣き声や子供の叫び声、大人の怒鳴り声、そして近隣の工事の騒音などがいつも以上に聞こえやすくなります。
これは集合住宅に限らず、密接する一戸建ての住宅でも起こり得ますよね。家の庭でのバーベキューやテントを張っての野外生活…
当人たちからしてみれば、全く気にならないことかも知れませんが、近隣の方たちからすればうるさく感じたりもします。
昨日の夕方、近所の居酒屋(休業中)の専用駐車場に野外テントを張り、バーベキューで酒盛りする大人たちを見かけました。夜中の12時頃まで近所迷惑を顧みずに大声を出して騒いでいました。
その後、パトカーのサイレンの音が近づいてきて急に静まり返りました。おそらく近所の誰かが警察に通報したのでしょう。本当に酔っぱらいの大声がうるさかったです…
少しは他人の迷惑を考えろ!
外出自粛でストレスが溜まっているのは分かりますが、大人がこれじゃ子供に示しがつきませんよね。
それと、休業要請に応じないパチンコ店のニュースを耳にしますが、そこに押し寄せる人たちには本当に呆れます。
パチンコ店の客へのインタビューで「コロナにかかってもいいやと思っている」この言葉には絶句…
自分のことしか考えていない人たちが一定数いるのは確かです。
そして店側の言い分はこうです。「休業要請に対しては、(我々は)違反してますよ。でもあなたたち(自治体)がやっていることって、現行憲法で違反でしょ?」
一方では早期終息に向け、将来不安のある中で店を休業された経営者が多数存在するのも事実です。
罰則規定がないから営業を続ける、そんな報道記事を見かけたりしますが、後者の数の方が圧倒的に多いことを鑑みれば、法律云々ではなく自主的な判断でそれに従っているように思えます。もちろん国や自治体などが掲げた協力金などの支えがあることも一理あると思います。
昨日、緊急事態宣言が5月31日まで延期する意向を安倍首相は示され、今日4日に公表されるものと思われますが、コロナ禍が長引けば、私たちの暮らしにとって良いことなど一つもありませんからね。
生活騒音に纏わる苦情もその一つと言えます。
最近、都会で暮らすよりも田舎暮らしがしたい、そのように感じるようになりました。田舎の実家では、夜になると虫やカエルの鳴き声が庭先から聞こえてきます。同じ音でもこの音には癒されますよ。