語り

新型コロナウイルス感染拡大|マンションに住む私たちに出来ること!

2020年4月12日

 

2020年4月7日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた緊急事態宣言が対象7都府県に発出され、皆さん不安な日々を過ごされていると思います。

この緊急事態は、これまで経験したことのない異常事態であり、今もなお増え続けている新型コロナウイルスに対して、何よりも優先すべきは自分の身を守る感染予防です。そして周囲の方たちへの配慮も欠かせません

 

 

1⃣ 不要不急の外出を控える
2⃣ 密閉・密集・密接の3密を避ける
3⃣ マスクの着用、うがい・手洗いの徹底

 

 

私の身近なところでも新型コロナウイルスの感染者が出て、これまで以上に感染予防に注意を払っています。というか自分の身は自分で守るしかありません

政府が4月1日に表明した「布マスク2枚の全世帯への配布」、皆さんの手元に届いていますか? 政府は速やかに取り組むと言っておきながら、全てが後手後手に回っています。そんな中で感染拡大は進んでいます。

前述の今まで経験したことのない、そこで後手後手になるのは仕方のないことかも知れませんが、他人への期待や依存する意識がもし自分にあるとすれば、それはとても危険なことだと感じます。



マンション管理会社への期待は禁物

新型コロナウイルスの感染拡大、今回の緊急事態宣言を受け、マンション管理会社から業務対応に関わる方針が掲示書面やWEB上などで発信されていますが、その内容を読んで、管理組合の関係者の皆さんは困惑されたことでしょう。

 

 

マンション管理会社毎に対応方針の内容に違いはありますが、基本的なスタンスとして、状況により管理サービスの縮小とか延期(中止)、総会・理事会の延期を管理組合に対して促すといった内容が目に付きます。

管理会社の中には、管理員業務や専有部分(宅内)に立ち入る業務(消防設備点検・排水管洗浄など)を完全に中止にしているところもありますが、状況が悪化すれば、どの管理会社も中止になることが想定されます。

 

 

既に管理会社の従業員が感染したというニュースが報道されていますが、これから増えることも考えられます。そこで管理会社の業務が全面的に停止することも想定され、マンションの管理運営、ひいては生活に支障が出ることを念頭におく必要があります。

マンション管理会社は、ライフラインを維持する従事者でありますが、その一方で企業として従業員の安全を守るという使命を持ち合わせています。

そこで管理会社に出来ること、出来ないことが生じるのは仕方のないことだと思います。マンション管理会社も一民間企業ですから、今回のような異常事態が続けば、自ずと制約というものが生じます。

今回のマンション管理会社の対応方針を巡り、ネット上に「管理会社は社会的機能維持に関わる従事者として自覚を持つべき」、そんな記事を見かけたりもしますが、自覚すべきは管理組合の方だと私は感じます。

これまでの政府や地方自治体の後手後手の対応を見ていると、他人への期待とか依存がいかに的外れかを窺い知ることができます。結局は当事者でなんとかせねばなりません。

私たちの住んでいるマンションはひとつですが、マンション管理会社はひとつではなく大枠でしか見ていない、そこは国も同じです。なので、自分たちのことは自分たちで考える必要があります。

 

自分たちに出来ること…

自分の身近なところで感染が確認されると、新型コロナウイルスというのは目に見えないからとても脅威に感じます。1か月前と今とでは不安の度合いはかなり違います。

人の集まる総会や理事会の開催は、当然に延期すべきだと思います。規約云々よりも、優先すべきは人の命です。感染となる要因は作らないことです。

緊急事態宣言の中にありましたが、人との接触を減らす、これはとても重要なことだと思います。企業の在宅勤務もその目的で行われていますが、この時期に人を集める機会は極力避けるべきだと思います。

マンションなどの共同住宅では、多くの方が共用部分を利用します。感染予防の観点からドアノブや手すり、エレベーターのボタンなど人が触れる部分には注意を要します。

管理会社に言って清掃を徹底してもらう、そんな記事をネット上で見かけたりしますが、清掃後に多くの人が触ると意味を成しません。

我が家では、自宅に戻ったらすぐに手洗いをして、玄関扉のドアノブなど触った箇所は消毒液を使って除菌しています。これが日課になっています。

 

 

エレベーター内の換気扇は、時期によっては停止にしています。エレベーター内は密室になるので、換気扇は作動させた方がいいです。エレベーター会社にお願いすれば換気扇は作動してもらえます。

2003年にSARSが流行した時に、香港のアモイガーデン(大規模高層住宅)で集団感染が発生し、42人の死者が出ています。

感染が拡大した要因は、排水管を伝ってウイルス感染したと聞きます。これを教訓にすれば、宅内の水廻りの封水切れのチェックは欠かせません。

 

正常な状態

 

水位が下がり封水切れの状態

 

長期間使用していない水栓、異臭の放つ排水口では、排水トラップの封水切れが考えられます。その場合ゆっくりと水を注いでください。

 

私の勤め先の会社は、緊急事態宣言を受け、在宅勤務に切り替わりましたが、読者の皆さんの中にも自宅で過ごす時間が増えたという方がいらっしゃると思います。

この僅かな期間で生活環境が変わったり、仕事における様々な環境の変化、今はとても大変な時期だと思います。いつになったら終息するのか全く先が見えませんが、私生活、そしてマンション管理の在り方について、見つめ直すいい機会かも知れません。

特に理事役員になられた方は大変な時期かと思いますが、自分たちに出来ることをマンション管理会社との話し合いの中で見出すことも大切です。

特に火災などの緊急時の対応方法など、どのように対応すべきか事前に確認された方がいいと思います。

今回、不安を煽る記事になってしまいましたが、読者の皆さん、感染にはくれぐれも注意してくださいね。

 








-語り

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