皆さん、
飛散防止フィルムってご存知ですか?
飛散防止フィルムは、地震や台風によって窓ガラスが割れたとき、破片の飛び散りを防ぐためにガラス面に貼るフィルムのことです。このフィルムを貼ることで二次被害の可能性を低くしてくれます。
ガラスの破片って鋭いから誤って踏んじゃうと怪我をします。私の小学生時代に台風の最中、自宅の窓ガラスが割れ、その破片で姉が大怪我をしました。割れた窓から雨や強風が吹き込んできて部屋中が悲惨な状態と化し、台風が来るたびにそれがトラウマになっています。
そんな苦い経験、そして大きな地震を経験してるから、今住んでいるマンションの窓ガラスや食器棚のガラス面には飛散防止フィルムを貼っています。
大きな窓ガラスのフィルム貼りは専門業者に依頼しました。15年経ちますが端っこがめくれている程度で状態はきれいです。そして、小さな窓と食器棚のガラスは5年前に市販のフィルムを購入して自分で貼りました。少しシワになってますけど(笑)。
飛散防止フィルムの良さは、地震や台風のときに慌てなくて済むから、貼ったまま安心して生活できる点ですかね。一方でデメリットもあります。自分でやる場合は手間と時間がかかります。専門業者に依頼すれば、品代に作業賃が加わるので結構な費用になります。
私は保険料と同じ安心を買うための出費だと割り切って考えています。
令和元年台風19号のときに、ホームセンターで養生テープが売り切れになったというニュースが報道されていました。大型台風が来るということで盛んにテレビやツイッターなどで「台風への備え」の情報が発信されていました。
10月のツイッタートレンドの1位が養生テープ、2位がラグビーでしたから、台風対策はラグビー超えの関心事だったことが分かります。それが養生テープ売り切れ御免の原因みたいですね。
養生テープはガムテープと違って、剥がすときに跡が残りにくいから、窓ガラスに貼るのに最適です。ガラス枠を囲って米印のように貼る、これが定番ですね。
私は長らく管理会社にいましたが、強風で窓ガラスが割れたという話は過去に聞いたことがありません。窓ガラスが割れる事例のほとんどは、風による外からの飛来物によって生じています。特にバルコニーに置かれた物に起因します。
飛散防止フィルムの記事を書いたつもりが、養生テープでいいじゃん、安くて手軽だし、そこに行き着いた感がありますね(笑)。
しかしながら近年の天災というのは悪い方の記録更新が続いていますよね。なので、最大瞬間風速の記録更新によりガラスが割れることもゼロではないと思います。この最大瞬間風速とガラスの強度ってガラスを設計する際に深く関係しているようです。
最後にこの動画をご覧ください。飛散防止フィルムって衝撃に強いんです。
ユーチューブ動画 出典:株式会社コダマガラスさん