防災対策

マンションの災害への備え|防災リュックについて!

2019年10月29日

 

最近の新築マンションは、地震対策が施された仕様になっています。揺れて感知して消火するガスコンロ、食器が飛び出さない吊戸棚、ドア枠が歪んでも開閉可能な玄関口、閉じ込められないエレベーターなどが挙げられます。

中には、いつでも持ち出せる防災リュック(非常用持ち出し袋)が全戸に標準装備されていたり、防災への意識の高まりと作り手の配慮がそこから窺えます。

私はマンションに住んでいますが、災害への備えとして防災リュックを自宅のリビングのクローゼットに入れています。家内と二人暮らしなので2つ用意しています。

毎年中身を確認していますが、いざという時にこのリュックがあると安心です。そのまま背負って外出できますしね。

台風で停電したときもLED式のランタンを直ぐに取り出せました。懐中電灯は周囲が明るくならないから、ランタンはその点便利です。

 

 

懐中電灯は何かを探すときや歩行時に、ランタンは室内に居る時に、そういう使い分けで2つリュックの中に入れています。でも正直かさばりますね(笑)。ランタンが無い場合は、懐中電灯の上にペットボトルを乗せるだけで周囲が明るくなります。まさに手作りランタンです。

 

 

防災用品と言っても、その多くが身近にあるものばかりです。災害への備えによって防災用品へと変わります。意識するって本当に大切なことですね。

災害時に使える物でもバラバラに置いていたら、いざという時に困ります。そこで防災リュックがあると便利です。リュックはわざわざ買う必要はありません。使わなくなった古いリュックでいいんです。

そこに必要な物を入れておけばいざという時に役立ちます。

 

リュックの中身について

 

 

災害時に必要な物ってたくさん思い付きます。それを全て入れるとなるとリュックには入りきれません。☜ 私の場合

一般的なリュックの中身をご紹介しますね。

▶ 現金(公衆電話、自販機に使用できる硬貨が便利)
▶ 身分証明書
▶ 母子手帳(お子さんがいらっしゃる家庭)
▶ 懐中電灯・ランタン
▶ 携帯ラジオ・携帯ワンセグテレビ
▶ 軍手(冬は防寒用品になる)
▶ ガムテープ(止血などにも使える万能用品)
▶ 非常用(簡易)トイレ
▶ 笛(SOS発信)
▶ 充電器・バッテリー(携帯電話用)
▶ マスク(埃から身を守る)
▶ 雨具(両手を使える)
▶ カイロ(防寒対策)
▶ 飲料水(ペットボトル500mℓ、ランタン用にもなる)
▶ 非常食(2日程度凌げる量)
▶ ポケットティッシュ(何かと使える)
▶ アイマスク(避難所などで使用)

 

ご家庭によって必要なものは他にもあると思いますが、書き記すとこんなにあるんですね。びっくりです。

防災用品が多すぎると逆にリュックに入らない、そこでキャリーバックに入れる破目にならないよう注意してくださいね。

リュックは背負えるから両手が使える、そこが避難する際にベストなんですね。片手しか使えないキャリーバックは逆に避難時には足枷となります。

 

私は靴底の厚いシューズをリュックの横に置いています。床に散乱したガラスの破片でケガをしないようにです。

 

災害への備えはいざという時に役立ちます。なんか備えるだけで安心感が得られますよ。

 

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▶ マンションの災害への備え(管理組合編)|防災備蓄品について!

 

 


 

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 プロフィール

くるみ

くるみ

著者:kurumi

マンションデべロッパー、デべ系管理会社、建設会社勤務を経て、2004年に管理会社設立。
2017年に業界を離れ、今はフリーランスとして活動しています。
元業界人がマンション管理についてしがらみ抜きでガチで語っているので、是非読んでみてください。

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