マンション管理 管理組合

マンション管理組合|チェック機能って大切だよね!

2019年8月21日

 

マンション管理に欠けているもの、それはチェック機能だと思います。

マンション管理は管理会社が行うものではありません。管理組合が主体性をもって行うものです。しかし実際には、管理会社に負んぶに抱っこ状態と化し、そこで大切なチェック機能が失われています。

 

建物・設備の点検業務を専門業者に依頼する、管理費などの徴収、経費の支払いなどの業務を管理会社に依頼する、そこまでは良いのですが、その結果に対するチェック(精査)が十分になされていないように思えて止みません。

チェックが十分でないと後に行き違いや決算書のミス、滞納放置などが発生し、特にお金のチェックを疎かにすると不正は起こり得ます。管理会社による横領事件が頻発していますが、管理会社任せの結果がこれです。この反面教師から得られるものは、管理組合側のチェック機能の重要性です。

管理会社は契約に基づく業務は行いますが、チェックするという意識は低い、だから管理組合とよく揉めるんです。要するにチェックは管理組合の仕事だと位置づけています。

しかしながら、チェックの必要性を誰も説かない、教えない、そこに問題があるように思えます。それを説明してあげるのが身近な管理会社の役割だと思いますが、チェックされると困るので口にしたがらない、それが実情かと思います。



チェックとは「良し悪しの判断」になりますが、管理会社から点検結果の報告書を毎月提出されても、そこに説明がなければ判断のしようがありません。十分な説明がないまま管理会社の見積書だけが提出されている感は否めません。

委託した業務内容をチェックするのは管理組合の役割です。実務的には理事会がその役割を担います。チェックを行い、問題があればそれを正す。この繰り返しで適正なマンション管理が行えます。

 

チェックを疎かにすると、問題が棚上げされたり、小さな事が後に大きくなったりもします。そこでお金が余計に掛かることだって起り得ます。それを解決するための労力も増します。

チェックというのは本当に大切です。それを誰かがやってくれたりはしません。その「誰」を明確に決めておく必要があります。

 








-マンション管理, 管理組合

執筆者:

関連記事

管理組合の備品などの定期チェックについて

  マンションの共用部分の鍵、総会・理事会の議案書・議事録・名簿などの資料、管理に関する契約書、竣工図書、そして備品類、これらは全て管理組合の大切な財産であり、管理を行う上で必要なものとなる …

マンションの付帯設備|これって誰の負担?

  マンションには色んな設備が設置されている。経年に伴い、設備の修理や交換が必要になってくるのだが、住戸内にある設備を管理組合が行ったり、共用部分にある設備を所有者が行うことがある。 そこで …

マンションの管理費と駐車場使用料について

  よく管理費削減という言葉を見聞きするのだが、これにより管理費が下がるわけではない。 管理費会計(一般会計)の各支出項目の見直し(コスト削減)を行い、管理費会計の更なる健全化を図るという意 …

モンスタークレーマーはマンション管理会社だけの問題ではない!

  マンション管理会社の考え方というのは、最近かなり変わってきています。特にモンスター住民が存在するマンションでは、その対応に苦慮し、適正な管理が行えないという理由で管理会社から解約の申し入れがなされ …

自分たちのマンションは自分たちで守る|この考え方が大切!

  マンションのために マンション管理を私たちが全力でサポートします!     それが管理会社の使命…? 私は長きに渡りマンション管理会社で働き、管理組合に対してマンション管理のサポートを …




 プロフィール

くるみ

くるみ

著者:kurumi

元業界人がマンション管理について本音で語るブログです。

 ブログ内検索
 カテゴリー
 その他の記事