分譲マンションには管理組合という組織が存在しますが、管理組合の役割とか存在意義を十分理解されていますか?
正しく理解されている方は、ほんの一部に過ぎないと思います。
マンション管理組合=マンション管理会社
結果としてこのような勘違いが生まれたりもします。管理組合と管理会社は違いますからね。意外と誤解されている方が多くいらっしゃいます。
分譲マンションを販売するときに、営業マンは管理組合のことを積極的に説明したりはしません。特に管理組合の役回りについては、私の営業時代によく尋ねられましたが、そこで詳しく説明すると皆さん共通して嫌な顔をされます。それを理由に断られたこともありましたね。
なので、営業マンは都合の良いことしか説明しないわけです。
営業マンは決まってこう言います。「マンションの管理は全て管理会社が行ってくれますから…」
これが冒頭の「マンション管理組合=マンション管理会社」の錯誤を生んでいると思います。
管理会社にとっては、同じに思われるのは好都合なんですよね。そして営業マンの説明「マンション管理は全て管理会社が行ってくれます」、これも好都合なんです。そこでお任せパッケージ的な管理サービスが行われています。
そこには高い代償を伴っていることを皆さん知る必要があります。
何度も言いますが管理組合は管理会社ではありません。私の身近でそのように勘違いされているマンション所有者の方がたくさんいます。マンション管理組合管理会社って言う人もいましたね(笑)。
ちょっと気になったので記事にしてみました。