マンション管理

マンション管理|アンケート実施に際しての注意点!

2019年9月18日

 

「アンケート」とは質問調査のことを指しますが、理事会で議題について検討する際によくこの方法が用いられます。

▶ 判断材料として、他の区分所有者の意見を聞きたい。
▶ 今後の動向が知りたい。
▶ 自転車の世帯毎の保有台数が知りたい。

アンケートは、集会を開かずに皆さんの率直な意見が聞けるから合理的な方法と言えます。そこで今回、アンケートの実情、ポイント、注意点などについて語らせていただきます。

 

アンケートの回収率は低い

アンケートというのは便利な調査法ですが、実際に行ってみると回収率はかなり低いのが実情です。アンケートの目的にもよりますが回収率は3割から4割程度です。

判断材料という趣旨のアンケートであれば、幅広い意見を聞きたいところですが、回収率が低ければ偏ったものになり得ます。

通常、アンケートは管理会社が作成します。そして回収も管理会社に任せていますよね。果たしてアンケートの提出願いは行われているのでしょうか?

管理会社は、郵便ポストの中の用紙を回収し、それを理事会に提出しているだけに過ぎません。これが3割から4割という結果の数字です。

アンケートを行う際には、回収率を上げる努力を理事会は行うべきだと思います。管理会社にマンション管理を委託しているのであれば、回収率を上げるための工夫を管理会社と話し合って実行すれば回収率は間違いなく上がります。

回収率が上がれば、判断材料としての効果が高まるのは言うまでもありません。



アンケート用紙のポイント

アンケート用紙には、「はい」「いいえ」の2つのを回答が用意されるのが一般的です。中には「どちらでもない」という曖昧な回答が記入されていることがあります。この「どちらでもない」を不要と唱える方がいます。

「はい」「いいえ」のみの回答だと記入されないケースが多く、これでは問いかけの意味を成しません。

そこで「どちらでもない」の回答を用意したら、意外とそれに回答する方が多く、理由を聞いたら、問いかけの趣旨とか内容が理解できなかったり、利害がそこにあって判断に悩むという意見がありました。

個人的には、「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3つの回答を用意して、それぞれに理由欄を設ける方法が良いと思います。

それとアンケート用紙には号室・氏名の記入は必須です。匿名にすると誹謗中傷など常識外れの意見が書かれることがあります。

提出期限日は配付日から土日を挟む1週間が理想です。提出期限日を長めに設定すると「後で記入」が「忘れる」に変わりますので、短くが基本ですね。

 

アンケートを行う上での礼儀

アンケートを行う上で忘れがちなこと、それは集計結果の報告です。この報告を忘れると後の総会時に苦情を言われ、トラブルが生じたりもします。

強制力のないアンケートに協力してもらうからには、結果の報告はしっかり行う、これが礼儀だと思います。

これはあくまでも個人的な意見なので参考にしていただければ幸いです。

 








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