マンションの保険料の相次ぐ値上げ、修繕コストの増加、地域によっては駐車場利用者の減少などで赤字に苦しむ管理組合が増えている。
最近特にこのような悲痛な声を聞くようになった。
これに来年予定されている消費税の増税が重なれば、管理組合の財務はさらに厳しくなるだろう。なので、管理組合にとって無関心ではいられない。
自分たちが所有するマンションに関心を持つこと、とても大切なことだと思うが…
時代は確実に変わっている、昔のままでは通用しないということだ。マンション管理の在り方、管理組合の考え方もまた時代に順応しなければならない。
支出の見直しは徹底して行うべきだと思う。これを実施してもなお、お金が足りないのであれば、値上げするしか手立てはなかろう。
管理組合によっては、管理会社の見直しを行ったり、自主管理への移行を検討するケースも出てくるだろう。
見直しを行う前にまず、管理組合会計の将来の収支の見通し(試算)を行うべきだと思う。これにより問題点とか問題意識が見い出せる。10年後、20年後の収支…
そこできっと気付くことがあるだろう。
赤字が続くと良いことなどひとつもない。
管理組合会計の健全化
これは今後において、マンションの必須のテーマとなろう。