管理組合

マンション管理組合|面倒なことは先送り?

2021年2月15日

マンション管理は本当に面倒くさい!

自分のマンションなのに、そこには色んなしがらみがあるから、それが良くないことだと分かっていても、なぜか他人任せにしてしまいがちです。

 

 

役員の順番が回ってきて難しい問題に直面すると、それが面倒に思えたり、どうして私たちの期にこんな難題を解決しなくちゃいけないの?って感じることもあるでしょう。

そこで問題の先送りが生じたり、委託先の管理会社に全てを委ねてしまう、そんなことが生じるわけです。

難しい問題を管理会社に委ねても、当事者ではないから、そこで満足のいく提案がなされるわけではありませんし、理事会が動かないとフロント担当者は積極的に動くことはありません。

要は管理会社に委ねても先送りにされるってことです。

管理費や修繕積立金の値上げ…

今解決しなければいけないこと、それを先送りすることによって、結局はどんどん問題が深刻化し、更に難しい問題に発展することが多々あります。

先送りのつけは、その後に大きな代償を伴います。これはマンション管理に限らず、政治の世界や勤め先の会社でも同じことが言えるのではないでしょうか。

消費税の増税による過剰な負担、年金破綻…

集団社会において、そこにいる人たちの考え方が異なるから、中々合意形成を図ることは難しいことです。だから多くのシーンで多数決原理が用いられています。

そこで、問題を提起した当人が後で責められることが状況によっては起り得えます。というか実際に起きています。

特に管理会社の変更とか大規模修繕の際によく見られます。変更先の管理会社の対応が悪いとか、大規模修繕の仕上がりやその後のアフターが悪いとか、当時の関係者たちが責められたりもします。

だから難しい問題に直面した場合に、責任追及されるのが嫌とか偏見な目を向けられるのが嫌、そんな理由で問題解決の先送りが生じてしまうことは一理あると思います。

例えば、総会の話し合いの中で決めた事なのに「なぜ自分たちが責められるのか納得できない」、私の管理会社時代にそんな声をよく耳にしました。

マンション管理に関わる様々な問題は、結局のところ、最後は誰かがその問題を解決しなければなりません。しかも時間が経つにつれ難しくなるから時間と労力が更に増します。

管理会社に管理を委託している場合、管理会社がそれらを解決してくれるわけではありません。あくまで解決するのはそのマンションを所有する皆さんです。

政治と同じ、事なかれ主義であっては困ります。問題を知っていて先送りにすること、それこそが問題に思えます。

早いうちに真剣に物事に取り組む、先ではなく今すぐ行う、この考え方を持つことが大切だと思います。

総会は合意形成の場であり、ここでの話し合いは、皆さんで決めたことだから、四の五の言わず共同で責任を負うべきです。

後に個人を責めること自体が間違いであって、そこを十分に理解しないと先送りは当然に起こり得ますし、誰も役員にはなりません。

面倒なことは先送り、これを優先的に行ってみると意外と後が楽になります。きっとこれは私生活や仕事でも同じことが言えると思います。

若いうちの苦労は買ってでもせよ、ふとこの言葉が思い浮かびました。

 

 


-管理組合

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 プロフィール

くるみ

くるみ

著者:kurumi

マンションデべロッパー、デべ系管理会社、建設会社勤務を経て、2004年に管理会社設立。
2017年に業界を離れ、今はフリーランスとして活動しています。
元業界人がマンション管理についてしがらみ抜きでガチで語っているので、是非読んでみてください。

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