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マンション生活

マンションの生活音に対する配慮は欠かせない!

2017年6月3日

 

マンションのトラブルで一番多いのが生活音に関わるトラブルだ。普段生活する中で生じる音が、他人にとって迷惑な音に聞こえることもある。

マンションのような集合住宅は、住戸が縦横に連なり、コンクリートの壁や床で区切られた構造になっているから、生活する上で多少なりとも音は生じる。

実は、木造アパートよりもマンションの方が騒音問題が多く、マンションもまた、コンクリートの壁や床の幅が厚い方が騒音問題が多いのだ。

普通に考えれば逆に思えるかも知れないが、この矛盾こそが騒音問題の発生に深く関わっているのだ。今からそれについて語る。

 

マンションの販売時に問題がある

マンションは強固な建物だから音が伝わりにくい、そのように錯誤してマンションを購入される方が多い。私がこれまで騒音のクレームを受けた住人の中で特に多かったのが、販売時の過剰とも思える営業トークによるものだ。

 

マンションを購入する際に生活音については気になるところだろう。そこで営業マンに尋ねるとこのような説明をされている。

「音はほとんど聞こえませんよ」

「音は伝わりにくいですから」

最近のマンションは遮音性に優れている。パンフレットにもそれをアピールする記述がある。「音が気にならないから安心」「音が伝わりにくいから安心」、そのように理解してマンションを購入されている方が多い。



錯誤が騒音を生む

木造アパートや昔のマンションは、音が隣家に響くという意識があるから、そこで暮らす住人は生活音への関心が高い。

だが、音が伝わりにくい、それを過信すると、音に対する意識が低くなり、結果として生活音に関わるトラブルが増えるのだ。

どんなに強固なマンションでも音は伝わる、だから生活音に対する配慮は欠かせない。皆さんがこのように考えて生活されるのであれば、騒音問題というのは少なくなると思う。

 

子供の生活音に関するトラブル

子供というのは元気がいい。そして親の言うことをなかなか聞いてくれない。目を離した隙に住戸内を駆け回ることもあるだろう。父親が仕事から帰宅したときに玄関先に走って出迎えることもあるだろう。

 

これはごく普通の光景に思えるのだが、マンション住まいになるとそうはいかない。下階の住人にとってみれば、うるさく聞こえる音になるかも知れないのだ。

子供と同居するマンション住まいは、親御さんのしつけがとても大切である。このように書くと堅苦しく思えるが、他人と共に暮らす以上、配慮というのは欠かせない。

子供の足音をめぐるトラブルは多く、裁判にまで発展するケースもある。東京地裁の判例があるので下にリンクを貼っておく。

過去の判例

 

 


 



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