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マンション管理会社|トラブルが起きた際の役割について

2017年9月8日

 

マンションは自分の所有物だからといって好き勝手に使用することはできない。共用部分においては、使用上の制約というものがある。だがしかし、中にはルールを守らない住人もいる。特に新築マンションで暫しその傾向が見受けられる。

共用廊下に私物を置いたり、バルコニーの隔て板に物置きを置いたり、駐輪場があるのに自転車を建物内に乗り入れたり、エレベーター内で平気でタバコを喫煙をしたり、身勝手なふるまいがやがてクレームへと発展する。

住人は見て見ぬ振り。

最初一人だったのが、誰かがそれを真似る。そしてどんどん秩序が乱れ、住みにくいマンションと化す。

そうならないために管理規約、使用細則というものがマンションには存在する。だがしかし、どんなに立派なルールであったとしても、当人がそれを認識しなければ意味をなさない。誰かが当人に対し、注意をしなければ改善されることはない。

その注意を誰がするのか、それは個々の住人たちである。

だがそれを個人間で行えば必ずトラブルになる。だから、管理組合、理事会という組織が存在する。だがしかし、管理組合、理事会もまた、元をたどれば住人のひとりである。

そこで利害を持たない第三者である管理会社に管理を委託している。

もし管理会社がその役割を認識していないとすれば、全く意味をなさない。期待外れに終わってしまう。

管理会社が仮に、管理組合、理事会が行うことだと考えているのなら、先の逆方向を辿るだけだ。それでは解決できまい。

初期の段階で多くのトラブルは回避できる。だが管理会社は我関せずである。

そこに問題があるからトラブルというのはなくならない。

その住人が悪い、そんな意見もあるだろうが、無知であるとすればそれを教える人が必要である。それを知ってルール違反を行うようならその住人が悪いといえよう。住人の大半は管理規約、使用細則を熟知していない。これが実情だと思う。



管理会社の役割

管理会社は管理組合支援、理事会支援の補助業務を担う。これらは管理委託契約書に記載されている。

共用部分に関わるトラブルの対処もこの支援業務に該当する。この支援業務があるから、管理会社が我関せずという姿勢はとれない。だが実際には管理会社は我関せずが多い。

住人から苦情があって、ようやく管理組合に報告する、そこから先は「理事会よろしく」になっているのではないだろうか。

とりあえずの掲示、それがその典型であろう。

事が起きてから掲示だけで対処する、その考え方が間違っている。管理会社はこれまで多くトラブルを経験しているわけだから、その経験を管理組合は大いに期待している。

なのにそれが全く生かされていない。予防概念、これを管理会社は持ち合わせていない。だから事が起きる。事が起きればその対応に苦慮するのは当然知っているだろう。

管理会社の役割というのは、トラブルを未然に防ぐ、それも重要な使命となろう。その対価を得るために管理組合はお金を支払っているのだ。それが管理委託契約書に記された支援業務であり、管理組合、理事会を支援するということである。

 

 


 



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