マンション管理会社の必須資格と言えば「管理業務主任者」だ。
この資格は、マンション管理業務を行う上で欠かせない資格である。自分たちのマンションのフロント担当者がこの資格を持っているのかなんて、多くの方が気に留めないだろう。
この資格は、合格率20%台の国家資格になるのだが、フロント担当者が仕事を行う上で、深く関わる資格である。
私はこれまで多くのフロント担当者と接してきたが、資格を持たない人に共通することがある。それは仕事に対する真剣さに欠けるということだ。
20%の合格率は人によっては低いと思われるかも知れないが、実務を経験している社員であれば、合格率はもっと高いはずだ。理事会、総会に出席し、適正な助言を行う上でも知識は必要になるし、実務を行う上で必要不可欠な知識を取得するために勉強に勤しむのが当たり前だと思う。
自分達のマンションのフロント担当者を人柄で選ぶことも大切であるが、管理のプロとして考えるのであれば、最低この資格は必須と言えよう。
フロント担当者のレベルを知る上で分かりやすい指標となる。
これは、フロント担当者に限ったことではない。上席者、経営陣にも言えることだ。
この資格を持っていないとプロとは呼べない。フロント担当者に資格取得をすすめる経営陣が無資格なら説得力もなかろう。
ここまで書いて、私が無資格では話にならない。ちゃんとこの資格は持っています(笑)。