管理組合が変わらない限り、何も変わらない!

管理規約

マンション標準管理規約と比較してみよう!

2017年12月28日

 

 

新築マンションを購入する際に、そのマンションの管理規約は既に存在している。正しくは、マンションデべロッパー(指定の管理会社)が作成した管理規約の素案が用意され、売買契約時に管理規約の素案について購入者全員が承認することで、そのマンションの管理規約が設定される。

マンション管理規約というのは、そのマンションの管理運営上のルール、区分所有者の権利・義務関係などが定められたとても重要な自治規範となる。ゆえに「最高自治規範」と謳われたりもする。

しかしながら、管理規約の中身を確認してみると、存在しない附属設備が記載されていたり、論理的な矛盾があったり、必要な定めが削除されていたり、現行の区分所有法に適合していなかったり、中には売主、管理会社にとって都合の良い規定になっているなど、内容が不十分ないし不完全なケースが見受けられる。



管理規約の内容については、素人では分かりづらいことが多いかも知れない。そこで参考になるのが国土交通省が作成している「マンション標準管理規約」である。

管理組合の最近の課題になっている民泊もそうだが、マンション標準管理規約は、社会情勢の変化に対応すべく適宜改定されている。それに区分所有法の改定がなされるとマンション標準管理規約もそれに合わせて改定される。歴史を辿れば過去に4度改定されている。

このマンション標準管理規約と自分のマンションの管理規約を比較することで、個々の違いが把握できるし、当初に作成された管理規約の問題点などが見えやすい。

本来なら、マンション標準管理規約との相違点について、説明書きがあると便利かつ親切だと思うが、マンション標準管理規約に法律的な強制力はないから、販売時にそこまで準備するマンションデべロッパーはいないだろう。

マンションの所有者の中には、この相違点をまとめた資料をご自分で作成される方がいらっしゃるのだが、同じひとりの所有者として感心させられる。

時間があれば是非チャレンジしてほしい(笑)。

今の管理会社が当初の管理規約の素案を作成されているのなら、その違いについて確認されるといい。できれば説明書きの方が分かりやすい。

意外と相違箇所が多いのではないだろうか。

管理会社が対応しないのなら、マンション管理士に依頼するという手はある。ただし、その場合、有償となるが、第三者の視点でアドバイスしてもらえる。

第三者の視点というのは、マンション管理には必要である。

 

 


 



-管理規約

執筆者:

関連記事

区分所有法とマンション標準管理規約について

  分譲マンションの法律といえば「区分所有法」である。この法律は一般的に「マンション法」とか「マンションの憲法」と謳われている法律である。昭和37年4月4日に民法の特別法としてこの区分所有法 …

マンション管理規約|適宜見直すべき!

  分譲マンションには管理規約というものがある。互いに価値観の違う者同士がひとつのマンションで生活するわけだから、規範となるルールが必要になる。 この管理規約の基となるのが区分所有法であり、 …

管理規約原本の整備と保管場所と閲覧について

  管理規約には「原始規約」というものがある。原始規約とは、マンションデべロッパー(分譲業者)によって作成された最初の管理規約のことだ。 厳密に言えば、デべロッパーによって販売開始前に規約の …

民泊に関わる方針決議、規約改正は進んでいますか?

  いよいよ明日(2018年3月15日)から、住宅宿泊事業者の届出が開始される。 これにより、分譲マンションにおいても民泊が実施され得ることになるのだが、今日に至っても、民泊の是非について協 …

マンションの民泊の是非|管理組合の規約改正はお早めに!

  来年2018年6月15日に住宅宿泊事業法が施行され、同年3月15日から住宅宿泊事業の届け出が開始される。この届出の際に、そのマンションが住宅宿泊事業を許容しているかどうかの項目があり、そ …

余白




余白

余白

プロフィールタイトル

著者のプロフィール

はじましてkurumiと申します。
マンション管理業界、建設業界の裏側を知っていただきたい。そして問題意識をもっていただきたい。元業界人が本音で語るブログサイトです。

余白

余白

余白

人気記事ベスト10

カテゴリータイトル

カテゴリー

アドセンス広告




ブログランキング参加中/タイトル

ブログランキング参加中

余白

マンション管理バナー

マンション管理バナー2

pagetop