管理組合が変わらない限り、何も変わらない!

マンション管理士

マンション管理士事務所は正義の味方!

2017年7月29日

 

何事もスタートが大切である。そして初心を持ち続けることが大切である。特に事業を立ち上げられる方にとっては、スタート時の決意、そして何事にも屈しない勇気が必要になる。

マンション管理士事務所を立ち上げた経営者の皆さん、そこで働かれているマンション管理士の皆さんの初心には、きっと自分を突き動かすマンション管理への深い思い入れがあると思う。

マンションをもっと良くしていこう、これは皆さんに共通することであろう。

 

 

私は管理会社時代に、マンション管理を支援するNPO法人、マンション管理士事務所に対して、良いイメージは持てなかった。

なぜなら、現場を知らない、そして机上の空論を唱える方が多かったからだ。言っているのが「きれいごと」にしか聞こえなかった。

マンション管理の理想を唱える、それは簡単なことだと感じた。既に反面教師(管理会社の評価)が存在するし、管理組合の声を素直に聞けば、必然的に理想を創り上げることができる。

理想を口先だけで唱えることは、少し考えれば誰だってできることだと思った。それが「あと出しじゃんけん」のような気がして、それに不満を抱いた。

これが管理会社時代の正直な感想である。

マンション管理を実際に行っている管理会社は大変だ。本当に大変なのだ。そこには机上の空論は意味を持たない。

24時間356日、家庭を犠牲にして働けるだろうか。私の息子から、「おっとうはいつも家にいない」「遊んでもらった思い出が少ない」って言われたことがある。

顧客の要望は多岐に渡り、それらをひとつ一つ解決せねばならない。陰では多くの時間を掛け必死に努力をしている人間もいる。

自分で管理会社を立ち上げた時、実際にそこに待ち受けていたのは自由なき仕事である。

大手管理会社と違い、零細企業は人が少ないから自分で動くしかない。だが、立ち上げた時に覚悟はしていたから、苦痛に感じたことは一度もなかった。その代償として、家族との時間がとれなかった。息子の言葉が今でも重くのしかかる。

 

他に書きたいことは山ほどあるのだが、タイトルとの相違になるから、この辺で止めておく。

だが、今は感謝に堪えない。なぜなら、自分を成長させてくれた恩人だからである。そして管理会社の悪態を懲らしめる管理組合にとって正義の味方になり得る存在だからだ。

正義の味方というのは大袈裟のように聞こえるが、これまで管理会社主導でやりたい放題のマンション管理体制が続き、これを抑止できる者が管理組合以外に存在しなかった。

この管理体制がマンション管理業界の半世紀の歴史の中で長く続いたのだ。

管理体制の見直しをマンションの所有者自身が試みると、周りから異端児扱いされることも多々あった。それは集団という組織の難しいところでもある。

そこに第三者の存在、これが大きな外圧となった。マンション管理業界にとって、マンション管理を支援するNPO法人、マンション管理士事務所は、これまでになかった脅威の誕生である。

私は、自分で管理会社を立ち上げた時に考え方が変わった。その人たちの教えに耳を傾けようと努力した。その結果、零細企業から中堅の管理会社まで育て上げることができた。

人の意見を聞くことの大切さを身を持って知ることができた。今はその管理会社にいないが本当に感謝している。これも人によっては「きれいごと」に聞えるかも知れないが、私の素直な気持ちである。

 

マンション管理士事務所を立ち上げられた経営者の皆さん、そしてそこで働かれている皆さん、マンション管理が適正に行えるよう、日々大変でしょうがその活躍に期待しています。

そして「初心忘るべからず」、これからも熱い魂を持ち続けてほしいと思います。

今後、マンションの高齢化に伴い、顧問契約が増えていくものと思料します。

マンション管理業界をもっと正しい方向へ導いてください。

それを実現できる支援者は、熱意あるマンション管理士の皆さんしか存在しません。

kurumi

 

 


 



-マンション管理士

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