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マンション管理

自転車置場を増設する前に考えるべきこと!

2017年7月28日

 

マンションに設置されている自転車置場の設置率は、都道府県毎に異なる。もっと細かく言えば、最寄りの駅の距離によって設置率は異なる。

この設置率は、全国平均でみると100%を上回る数字となっているが、首都圏、近畿圏では60%、東京都では25.4%とかなり低い。

各都道府県のデータはこちら ☞ 東京カンテイ

 

マンションによっては「自転車置場が足りない」、そんな悩みを抱えている管理組合も存在する。だが、実際の利用状況を考察すると乗らなくなった自転車がそのまま放置されていたり、乱雑に並べられていたりもする。

これは「不足している」とは言えない。「足りないから増設する」、そう考える前にまずやるべきことがある。それが不要自転車の整理であり、置き方の改善である。

多くの管理組合はこれらを理解され、既に実行されている。それでも「足りない」のなら、増設するしか手立てはないのだろうか。

だが、簡単に増設といってもスペースが確保できないと物理的に設置するのは困難である。それは当然であろう。

そんなマンションが実は多く存在している。マンションの自転車置場、バイク置場というのは、新築時の設計・企画の段階で軽視されやすい。敷地内のスペースにおいては、駐車場の区画割がまず優先され、余ったスペースを駐輪場に割り当てる。この発想でプラニングが行われている。

だから、他にあてがうスペースはない。多くのマンションでは駐車区画や花壇などを潰さない限り、空きスペースは確保できない。貯水槽が敷地内に設置されているマンションでは、給水方式を直結給水方式に変えることで、不要となる貯水槽を撤去し、空いたスペースを有効利用できるケースも考えられる。

いずれにしても容易に事が運ばないのが実情であろう。



私が管理会社時代に提案したのが、共用自転車である。使わなくなった自転車を共用で使用するという提案だ。当然自転車の持ち主には了解を得て有効的に活用させてもらう。持ち主にとっても、撤去費用は掛からないし、管理組合に貢献できる。管理組合としても購入費用が掛からない。互いのメリットがそこに存在したから提案させてもらった。

この共用自転車という発想は、私が小学校の修学旅行で山口県萩市に行ったとき、観光巡りの際に利用した自転車の貸し出しをふと思い出した。

萩市では、長州藩幕末史跡などの観光名所を自転車で回る独特の慣習がある。今でもこのサイクリングは良き思い出として私の記憶の中に刻まれている。

ずいぶん前のブロガーさんの記事になるのだが、参考になる記事があるので興味があれば読んでみるといい。

共用自転車の導入例 ☞ 駐輪場不足対策

 

難しく考えると事は進まない。とりあえずやってみるという発想も必要ではないだろうか。「失敗は成功のもと」である。

 

 

 


 



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