リフォーム

マンションリノベーションを身近で見て感じたこと!

2020年2月8日

 

昨年11月から、私の住んでいる住戸の上の階でリノベーションが行われています。工期は4ヶ月ということで、あと1ヶ月程で工事が終わります。



今朝、上の階の所有者の方が我が家に挨拶に来られ、「今回、色々とご迷惑をお掛けしてすみません。」、とても律儀な方だと感心しました。

住戸内の様子が気になってマンションに来られたそうです。そこで「工事の途中ですが良かったら一緒に見学されませんか」と声を掛けられました。

部屋の間取りも同じだから、何も手を加えていない我が家との比較を楽しみに、家内と一緒にそのリノベーションとやらを見学することにしました。

中に入らせてもらうと、建具関係の工事が残っているだけでほぼ完成に違い状態でした。

間取りが全然違っているから、まずそこに感動しました。2LDKに改装してるのでリビングがとても広く感じ、リビングに通じる通路の幅が少し広くなっていて、そこに手摺りが設置されていました。

老後のことを考えて、そんな事を言ってましたが、よく見るとトイレや浴室にも手摺りが設置されていました。

 

玄関の入口にも段差が生じないように緩やかな傾斜になっていて、コンセントの位置は通常よりも高く、スイッチは逆に通常よりも低い位置になってました。

給排水管などの配管は確認できませんでしたが、全て新しいものに取替え、床材は滑りにくいものを選択し、そこにかなりお金を掛けたそうです。

リノベーションで掛かった費用を聞くと900万円、確かにこれだけ改装すればそれくらいは掛かる金額だと感じました。

上階の所有者に御礼を言って自宅に戻りましたが、家内から「リノベーションってそんなに掛かるの?」って聞かれ、「うちじゃ無理だよね」って言ったら、「あなたが今の2倍働いたら大丈夫!」、その瞬間、うちの家内はまぎれもない鬼嫁であることを再認識しました(笑)。

 

私の住んでいるマンションは築21年程になりますが、最初から住まれている方は、大掛かりなリフォームはどこもされていないと思います。仮住まいが必要になるのでお金の面もそうだし、とても面倒ですからね。

最近入居された方の住戸は、購入される前に数件やってたけど、リノベーションってあらためて考えるとお金が掛かりますよね。

あと30年そこに住むとしたら、900万円を月額に換算すると約2万5千円になります。

35年の住宅ローンと重複する期間はその分が割り増しになるので、我が家では正直きついですね(笑)。

 

住宅ローンが終わった後のリノベション、そこでマンションの寿命のことを考えると正直悩みます。

リノベーションってお金だけでなく、実施するタイミングって大事ですよね。

 


 

-リフォーム

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 プロフィール

くるみ

くるみ

著者:kurumi

マンションデべロッパー、デべ系管理会社、建設会社勤務を経て、2004年に管理会社設立。
2017年に業界を離れ、今はフリーランスとして活動しています。
元業界人がマンション管理についてしがらみ抜きでガチで語っているので、是非読んでみてください。

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