エレベーター定期検査

2017年5月10日

この検査は、建築基準法第12条の3項に基づく検査です。

検査員(一級建築士または二級建築士または昇降機等検査員)がおおむね6ヶ月から1年毎に、国土交通大臣が定める基準に適合しているか検査を行います。

この検査は、一般的にエレベーター保守点検会社が実施している。そして多くの特定行政庁では、1年毎にこの検査を行うように定められています。

この検査の結果に基づいて、定期検査報告書を作成し、特定行政庁に報告する義務が管理者(管理組合)にあります。そして、このとき作成された「定期検査の記録」は3年以上保管する必要があります。

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くるみ

くるみ

著者:kurumi

マンションデべロッパー、デべ系管理会社、建設会社勤務を経て、2004年に管理会社設立。
2017年に業界を離れ、今はフリーランスとして活動しています。
元業界人がマンション管理についてしがらみ抜きでガチで語っているので、是非読んでみてください。

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