あけましておめでとうございます。
2023年に入り最初の記事になりますね。本年も多くの方に本ブログサイトの記事を読んでいただけると幸いです。
さて、マンション管理適正評価制度が昨年4月にスタートしましたが、あまり活用されていないのが実情かと推測します。
中にはこの制度があること自体知らない方がいらっしゃるかも知れません。
マンション管理適正評価制度を簡単に説明すると、マンションごとの管理状態を点数化し、★0から★5までの6段階評価を行う制度です。
この制度は、一般社団法人マンション管理業協会が行っていますが、委託先の管理会社が協会会員の場合、管理会社を介してこの制度の説明は既になされているはずです。
しかしながら、この制度って管理会社にとって都合が悪いから積極的に説明がなされていないケースが考えられます。
だって、マンションの管理状態=管理会社の評価とも言えるわけです。
なので、情報提供の在り方というのが問われますし、管理組合の関係者はそこをしっかりと受け止める必要があります。(余計なお世話かも知れませんが…)
マンション管理適正評価サイトについて!
ところで表題のマンション管理適正評価サイトについてですが、既にネット上に公表されています。現時点の登録者数は210件です。(一般社団法人マンション管理業協会/マンション管理適正評価サイトのリンクを下に貼っておきます。)
https://www.mansion-evaluationsystem.org/
今のところ情報量はまだまだ少ないですが、これからマンションを購入される方にとってみれば、見えない管理の部分を数値化により知り得るのでかなり参考になると思います。
ネット上に公表するか否かは任意なので、まだ制度を活用されていない管理組合は一度活用してみては如何でしょうか。
現時点の管理適正評価のランクを知ることで色んな課題が見えてくると思います。
ちなみに我がマンションの仮評価は★3でした。★4になれば公表することにしていますが、★を1つランクアップさせるのは意外と難しいです。
事前評価は委託先の管理会社に依頼すれば行ってもらえます。(評価に際して費用が発生する場合があるので事前に管理会社へご確認ください。)
余談になりますが、昨年からマンションの売却依頼の営業がしつこくて困っています。確かに今は高値でマンションを売却することができます(立地にもよりますが…)。
マンションを売却しても、次の住まいが不安です。
新築マンションは高いし、同様に中古マンションも優良物件は高値で取引されているので分譲の住み替えはかなり難しいです。
賃貸住宅に住み替えも、高齢になってくるとなかなか貸してもらえず、物件数が限られるので将来的に不安です。
これからどんどん空き家が増えるので状況は変わるかも知れませんが、住み慣れた今の住まいが一番かなって感じます。なので売却は考えていません。
住み続けるためにもマンションの管理状態って気になりますし、今年は輪番で役員が回ってくるので★1つ上げるという課題に全力で取り組みたいと思います(笑)。