ペット飼育

分譲マンション|ペット飼育のルールは明確に!

2022年2月19日

 

ペット飼育のルールは明確に定められていますか?

最近の新築マンションはペット飼育可のところが多いから、犬・猫の飼育条件について明確なルールが定められています。

 

マンションによっては、犬・猫の飼育を禁止しているところもあるでしょう。この場合、「犬・猫を含めた動物の飼育を禁止する」といった条文が適切かと思います。

 

中には「他人に迷惑を及ぼす動物の飼育を禁止する」といった曖昧な条文になっているマンションがありますが、個々の解釈の相違でトラブルになりかねません。

 

私の管理会社時代に、他人様に迷惑を掛けていないと主張され、犬を飼育された方がいましたが、この条文だとそう捉える方も中にはいますので、禁止のマンションでは、前述の条文に改定された方ががいいです。

 

ペット飼育のルールは居住者だけの問題ではない!

ペット飼育のルールについては、マンションの居住者だけでなく、これからマンションを購入される方にとって深く関わってきます。

 

マンションの売買にあたり、不動産仲介業者から「猫を飼育できますか?」「犬を2匹飼えますか?」など、ペット飼育に関する質問がそのマンションの管理会社になされます。

 

 

不動産仲介業者は管理規約・使用細則に記載されていないことを質問してきます。そこで管理会社は回答に苦慮します。

 

勝手に「2匹飼っていいですよ!」「ダメですよ!」なんて言える立場ではありませんから、ルールに規定されていること以外は曖昧な対応を取らざるを得ません。

 

不動産仲介業者は曖昧では困りますから、次に出る質問は決まってこうです。「管理組合に確認してもらえますか?」…

 



 

管理組合って言われても、その都度総会を開催するわけにはいきませんからね。理事長が1年毎に交代する管理組合において、理事長に判断を委ねるとどうなるか、後にトラブルを生むのは目に見えて分かります。

 

A理事長のときは2匹OK、B理事長のときはNG、理事長毎に判断が異なり、後に収拾がつかなくなるのがオチです。

 

なので、ペット飼育について、事前にルールの詳細を取り決めておくことが必要になります。不動産仲介業者からどのような質問が出るのか想像はつきますから、管理会社はそれを管理組合に提案してあげれば良いのですが、現状はというと棚上げ状態です。

 

これはペット飼育に限ったことではありません。駐車場の使用ルールについても不動産仲介業者から質問されることが多いです。管理規約・使用細則などのルールを明確に定めることで、後の対応の際に役立ちます。

 

これからマンションは空き家が増え続けその対応に苦慮します。良いマンション、悪いマンションの二極化が進むものと思料します。これらは不動産仲介業者、買い手によって線引きされます。

 

不動産仲介業者はトラブルになりそうなマンションには買い手を紹介することに躊躇するでしょう。住む側の視点も重要ですが、迎え入れるという視点もこれから必要になってきます。

 

 

ルールの明確化、備えあれば憂いなしです。

 

 








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