エレベーター定期検査

2017年5月10日

この検査は、建築基準法第12条の3項に基づく検査です。

検査員(一級建築士または二級建築士または昇降機等検査員)がおおむね6ヶ月から1年毎に、国土交通大臣が定める基準に適合しているか検査を行います。

この検査は、一般的にエレベーター保守点検会社が実施している。そして多くの特定行政庁では、1年毎にこの検査を行うように定められています。

この検査の結果に基づいて、定期検査報告書を作成し、特定行政庁に報告する義務が管理者(管理組合)にあります。そして、このとき作成された「定期検査の記録」は3年以上保管する必要があります。

-

執筆者:

関連記事

分譲マンションの管理会社は人手不足により事業縮小を余儀なくされる?

  日本の人口は将来的に減少していく。そして近年、少子高齢化が加速している。 そんな状況下において、分譲マンションの管理の在り方が問われる。 この2つの事象とマンション管理の在り方について、 …

中古マンション|インスペクションとは?そのメリットについて!

インスペクションとは 欧米では当たり前に行われているインスペクション、我が国ではあまり聞きなれない言葉である。このインスペクションは、「調査」とか「検査」を意味する英単語になるが、不動産に用いる場合、 …

キックバック、小ずるい企業がやること!

  キックバックについて問う! キックバックとは、業者に仕事を紹介したときに受け取る謝礼金(見返り料)のことを指しますが、バックリベートとかバックマージンという呼名で言われたりもします。 & …

分譲マンション|理事長はこうあるべき!

  管理組合の理事長に就任したら 管理組合の理事長は管理組合の代表者になる。会社組織に例えるなら社長にあたる。会社組織と違うのは社長の選出方法だ。 管理組合の役員は、一般的に持ち回り(輪番制 …

マンションの将来が読めない…だから建替えは難しい。

  30年後の2050年… マンションはどうなっているのでしょう?     築20年のマンションは築50年に… 築30年のマン …




 プロフィール

くるみ

くるみ

著者:kurumi

マンションデべロッパー、デべ系管理会社、建設会社勤務を経て、2004年に管理会社設立。
2017年に業界を離れ、今はフリーランスとして活動しています。
元業界人がマンション管理についてしがらみ抜きでガチで語っているので、是非読んでみてください。

 ブログ内検索
 カテゴリー