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共用部LED化

マンション共用部のLED化|注意すべきポイント!

2018年5月26日

 

マンション共用部のLED化が始まったのは十年位前からになる。当初はLEDの直管のみが主流で、LED化と言っても交換できる部分が駐車場などの一部に限られていた。

その後、LEDの管球の種類が増え、エントランスのダウンライトなど交換できる範囲が広がり、今ではマンション共用部のほとんどの照明がLED化できるようになった。

マンション専有部では、自分の意思でLED化を行えるわけだが、マンション共用部においては、所有者の皆さんの話し合いによって決めなければならない。

予算の問題もあるし、今の器具を活かして管球のみを交換する方法とか、器具毎交換する方法とか、器具選びにおいても一体型に交換するのか、ランプ交換可能なLED器具に交換するのか、どのメーカーを選ぶのか、光の色や消費電力の確認、費用対効果など、色々と検討課題が多いから、LED化の話し合いで悩むことが多いと思う。

今回は、マンション共用部のLED化を検討する際に、特に注意すべきポイントについて語りたい。



生産完了には注意すべし

マンションのLED化の検討時に最も重視すべきことは、既設の蛍光灯照明器具(管球類)が順次生産完了になっている点である。管球切れが生じた際にその管球が市販されていなければ交換ができないという事象が起こる。

照明器具によっては、市販されている代替品の管球とかLED管球の取り付けが可能なケースも見受けられるが、取り付け不能の器具も中には存在するから注意が必要になる。

よく見かける「生産完了」という言葉、これは「生産終了」を意味する。新規に生産されないわけだから、市場に出回っている在庫が尽きると違うものへ交換を余儀なくされる。

マンション共用部にはかなりの量の照明器具が設置されているわけで、管球交換ができないと設置箇所によっては生活に支障を来すことになる。管球のみならず、駐車場で多く使用されている直管の安定器については、生産完了になっているケースも見受けられ、その場合、安定器が故障したら修理不能となり器具自体を交換しなければならない。

はたまた交換しようにも蛍光灯照明器具が生産完了になっていれば、そこだけ違う照明器具が設置され、蛍光灯器具照明がメーカー各社順次生産完了になっている実情を踏まえれば、LED化は避けられない。というか選択肢が無くなるし、管理組合として無関心ではいられない。

特に早い時期に生産完了になっている器具・管球類は、入手しようにも市販されていない管球が出始めているから注意が必要である。

これからLED化への検討を行う管理組合では、生産完了の情報入手、代替品の確認、市販されている管球の在庫確認、器具の修理対応が可能かの確認、それが話し合いを行う上で前提となろう。

在庫が少なくなると入手困難になるから価格が高くなっている傾向にある。そこにも市場の原理が存在するから、早めの対策が必要になる。

LED化には多額のお金が掛かるし、管理組合によっては合意形成に時間も掛かる。

理事会で協議して総会で決める、これだけでも最低1ヶ月は掛かるだろう。冒頭の検討課題を含めれば数か月は掛かる。

予算の組めないマンションでは夜になると真っ暗なんて、一歩間違えばそのような事態が起り得る。なので、LED化においては、お金と時間が掛かることに注意を払いたい。

 

 

 


 



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