管理組合が変わらない限り、何も変わらない!

管理費等滞納

マンション管理|管理費の滞納率を下げる方法!

2017年6月11日

 

マンションを常に健全な状態に維持するためにマンションの管理運営が行われている。そしてこの管理運営に欠かせないのが運営資金である。

毎月、管理費・修繕積立金・駐車場使用料という名目で徴収されている料金がこの運営資金に充当されている。

そこで問題となるのが管理費の滞納である。 「長引く景気の停滞もあってか、管理費の未納が増えている」、このような論説を唱える本やネット記事をよく見かけるが、確かにこの時代背景というのも一理ある。だが、本質はそれとは異なる。今からその話をする。

 

管理費は後回し

私はこれまでマンション管理業を通じ、多くの滞納者と接してきたわけだが、滞納者に共通することがある。それは、「管理費は後回し」、この考え方を持たれている。

特に家計が苦しくなると支払いの優先順位というのが設けられ、管理費は後回しにされているのが実情としてある。

まず生活に欠かせないものから先に支払う、利息の高いものから先に支払う、このような傾向にある。

管理費も利息規定はあるのだが、認知度は低いし、実際に徴収されるケースは少ない。滞納しても過去に利息を取られたことがない、そんな軽率な理由から後回しにされがちだ。

だが、この考え方は、本人の言い訳に過ぎない。大半の所有者は、家計が苦しいときでもやり繰りして指定期日までに支払っている。生活する上で欠かせない費用だと認識しているのだ。

マンションに住んでいれば、エレベーターは使用するし、廊下、階段も使用する。管理費が滞れば生活に支障をきたすことになる。実際に滞納する人はこれらの意識が低いということが言える。

初歩レベルの対策法になるが、この意識付けにより滞納率を下げることができる。



電話・訪問によるこまめな督促

管理費の督促というのはとても重要だ。放置すれば滞納の慣習を生む。実務レベルの話になるが、滞納者はいつも決まって同じ人だ。督促をしないと早々に支払わない。

多くのマンションが管理会社に管理を委託しているが、理事会では毎月の未収金(滞納)の状況を把握されているだろうか。

管理会社任せでは滞納が増えるだけだ。なぜなら、管理会社にとって滞納者も顧客だからだ。それに督促方法の大半が書面によるものだ。

滞納者に督促書面を送ってもほとんどがそれを見ない。催促の電話を入れてみたら、「書面は見ていない」と良く言われる。見もしない書面を送り、指をくわえて支払期日を待っていても徴収できるはずがない。

私は管理会社時代に、督促書面を送った後、電話を入れていた。場合によっては訪問だ。このように書くと鬼軍曹のように思えるかも知れないが、仕事だと割り切ってこれを行っていた。こまめに督促することで滞納率は間違いなく下げられる。

これを実行している管理会社は少ない。だから理事長そして理事会は、管理会社へこまめに指示を出すことが必要である。

管理委託契約書に管理会社の督促の補助業務が記されている。多くが3ヶ月までの期限付きで、書面、電話、訪問による督促業務を行うことになっている。

支払いの指定期日はできるだけ短い方がいい。小刻みに期日を設けることがポイントだ。

 


 



-管理費等滞納

執筆者:

関連記事

管理費滞納の時効と法的手続きについて

  マンションの管理運営を行う上で問題となるのが「管理費等の滞納」である。特に理事長、理事役員の方は、これから語る「管理費等の時効消滅」「法的手続き」に関する予備知識が持つ必要があろう。 多 …

余白




余白

余白

プロフィールタイトル

著者のプロフィール

著者:kurumi

元マンション業界人がマンション管理について本音で語るブログです。

余白

余白

余白

人気記事ベスト10

カテゴリータイトル

カテゴリー

アドセンス広告




pagetop