管理組合が変わらない限り、何も変わらない!

分譲マンション

分譲マンション|新4K・8K衛星放送を受信するには!

2018年4月30日

 

 

2018年12月から「新4K・8K衛星放送」が開始される。今では当り前に4K対応テレビが販売されているのだが、インターネットの動画配信やIPTⅤなどで4Kを視聴された方はその違いが分かるだろう。

私の自宅には4K対応テレビがあるのだが、地デジのニュース番組しか見ないから4Kの高画質の良さを知り得ない(笑)。

4Kが超高画質だと言われてもなかなかイメージが湧かないし、それを超える8Kが存在するわけだから、最先端の映像技術には正直ついて行けない(笑)。

8K対応テレビも一部のメーカーで既に販売が開始されているが、価格が100万円を超えるから一般庶民には中々手が出せない(笑)。

4Kとか8Kが如何に高画質なのかを知る上で、既に廃止されたアナログ放送、現行の地上デジタル放送やハイビジョン放送を画素数で比較してみると分かりやすい。

▶ アナログ・・・・・・ 約30万画素
▶ 地上デジタル・・・ 約156万画素
▶ フルHD・・・・・ 約200万画素
▶ 4K・・・・・・・ 約800万画素
▶ 8K・・・・・・約3,300万画素

※ちなみにDVDは約35万画素である。

2020年の東京オリンピック、パラリンピックを立体感、臨場感のある超高画質で視聴したい、そんな方も中にはいらっしゃるだろう。8Kは裸眼で認識できる限界の画像と言われているが、どんな映像なのか一度見てみたい。

 

4K・8Kについて

総務省HPより

4K・8Kとは、次世代の映像規格で現行ハイビジョンを超える超高画質の映像です。4Kは現行ハイビジョンの4倍の画素数で、高精細で、臨場感のある映像が実現できます。そして、8Kは現行ハイビジョンの16倍の画素数です。立体感も加わり、さらに臨場感のある映像を体感できるようになります。



現在、4Kの実用放送を開始しているのは、CS放送事業者のスカパーJSAT株式会社、一部のケーブルテレビ、IPTⅤ(ひかりTⅤなど)、インターネット動画配信(dTⅤなど)である。

 

出典:総務省

 

BS放送や110度CSの4K・8K放送は、現在試験放送を行っているわけだが、2018年12月から実用放送が開始される予定になっている。

 

出典:総務省

試験放送についてはこちら👇

一般社団法人放送サービス高度化推進協会

 

4K・8Kの放送サービスのスケジュール

 

今年12月から4K・8Kで放送予定になっているのは、BS放送と110度CS放送で、現行の2K放送(地上デジタル放送、BS放送、110度CS放送)は、これまで通り続けられる。なので、2K放送については、テレビの買い替えを要せず、これまで通り視聴できる。

マンションで4K・8Kを視聴するには

マンションによっては、ケーブルテレビが導入されていたり、屋上にBS・110度CS用のパラボナアンテナが設置されていたり、地上デジタル放送用のアンテナのみの場合など、色んなパターンが存在する。

ケーブルテレビが導入されているマンションでは、ケーブルテレビ会社に4K(8K)の受信方法について確認する必要があるだろう。

屋上にBS・110度CS用のパラボナアンテナが設置されているマンションでは、従来の周波数のみを使用する場合、既設のパラボナアンテナで受信可能になる。ただし、状況に応じてブースター(増幅器)の出力調整が必要になるケースも考えられる。

新帯域の周波数を使用する場合、既設のパラボナアンテナでは受信できない。その場合、受信対応可能なパラボナアンテナに交換する必要があり、それに加えマンション内の混合器、分岐・分配器、増幅器、各住戸のテレビ端子まで対応できる機器に交換する必要がある。

管理組合の課題

今年12月に新4K・8K衛星放送が開始されることにより、自宅マンションが受信可能なのか、居住者からこの手の質問や要望が今後増えるものと思われる。

私の住んでいるマンションでは、先月開催された理事会で、この4K・8Kの話題が上がり、今後4K・8Kの対応化について協議する予定になっているが、2011年のアナログ放送から地上デジタル放送の移行の時とは異なり、今回の4K・8Kの対応化は、個人的な嗜好による要素が強いから、費用面、需要面の双方を考えると現段階において合意形成を図ることは難しいように思える。

ただし、管理組合の対応が遅くなると、勝手にバルコニーにパラボナアンテナを設置する住戸が増えることが考えられるから、先に予防対策は講じる必要が出てくる。

4K・8Kの対応化に関する情報収集や居住者への情報提供は欠かせない。状況に応じてそれに伴う費用を把握することも必要になるだろう。エリアによっては、アンテナ受信方式からケーブルテレビ方式に変更する検討も必要になるだろう。

既に新築マンションの中には、アンテナからテレビ端子まで4K・8K放送対応の仕様で販売が開始されており、マンションの付加価値となり得る。

戸建住宅なら勝手に出来ることが、マンションでは合意形成が必要になるから、この手の事案が発生した際、本当に面倒くさい。

 

 


 



-分譲マンション

執筆者:

関連記事

既存マンションに電気自動車が普及しない理由!

  2010年に日産のリーフが国内で販売され、電気自動車という言葉をよく耳にするようになった。将来の普及を見越し、一部のマンションデべロッパーにおいて、新築の分譲マンションに電気自動車専用の …

貴方ならどちらのマンションを選ぶ?

マンションを購入される際に、いくつかの物件を比較検討するだろう。立地場所、周辺環境、販売価格、広さ、間取り、設備、階数、管理員常駐の有無など検討すべき材料は多い。 中古マンションであれば、築年数、建物 …

分譲マンション|財産を共有するとは

  一戸建の住宅であれば、その建物の全て、そして土地が自分のものとなり財産となる。マンションの場合、どこまでが自分の財産になるのだろうか。 住戸部分は自分の財産に思えるが、例えば、住戸の境界 …

分譲マンションの民泊利用について

  日本の分譲マンションは、実需型と投資型の大きく二つの目的で建設され、そしてこれまで数多く販売されてきた。 実需とは、自分が住むために住宅を購入することを意味する。一方の投資は、不動産を人 …

マンションの資産価値とは!

  マンションの情報誌、ネット情報を見ているとやたら目に付くのが資産価値という言葉だ。マンション管理会社のホームページでも資産価値というフレーズがよく用いられている。 そもそもこの資産価値と …

余白




余白

余白

プロフィール

著者:kurumi

元マンション業界人がマンション管理について本音で語るブログです。

余白

余白

余白

閲覧記事ランキング

カテゴリー

アドセンス広告




pagetop