こどもエコすまい支援事業

新たに始まる「こどもエコすまい支援事業」について!

2023年2月8日

マションの窓サッシ・玄関扉の交換工事(開口部の断熱改修)の際に活用できた「こどもみらい住宅支援事業の補助金制度」。昨年3月下旬に申請が開始されましたが、8ヶ月後の11月下旬には申請の受付が終了してしまいました。

補助金ということで、予算上限額に達すれば終了となるので本当にあっという間でしたね。

そこで、これから窓サッシ、玄関扉の改修工事を予定されている管理組合に朗報です。

「こどもみらい住宅支援事業」の後継事業として昨年11月に創設された「こどもエコすまい事業の補助金制度」が今年3月下旬から申請受付開始となります。後継事業という位置付けになるので、基本的な内容はほぼ同じです。

こどもエコすまい支援制度の事業目的

エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。(国土交通省公式サイトより抜粋)

要約すると、昨今の物価上昇を踏まえた国の経済政策の一環として行われる事業です。

現在、サッシなどの住宅関連設備に用いられる資材の価格が上昇してるので、改修工事の発注者側にとっては有難い制度と言えます。

両方の制度のタイトルに共通して付く「こども…」、これを見て子供のいる世代のみが対象と思われがちですが、子供のいない世帯でも補助金の対象になります。(管理組合、管理組合法人も対象になります。)

なので、これからマンションの窓サッシ、玄関扉の改修工事を検討(予定)している管理組合は、早めに申請することをおすすめします。



それともうひとつ、開口部の断熱改修と併せて専有部分のエコ住宅設備(空気清浄機能・換気機能付きエアコン、節水型トイレ、手摺りなどの設置、バリアフリー化など)のリフォーム工事を行う場合、条件によっては補助金の対象になります。

この制度について詳しく知りたい方は、関係先のリンクを下に貼っておきますのでご確認ください。

こどもエコすまい支援事業の公式サイト/国土交通省

▶ こどもエコすまい支援事業 /YKK AP

こどもエコすまい支援事業/LIXIL

 

 


 

-こどもエコすまい支援事業

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 プロフィール

くるみ

くるみ

著者:kurumi

マンションデべロッパー、デべ系管理会社、建設会社勤務を経て、2004年に管理会社設立。
2017年に業界を離れ、今はフリーランスとして活動しています。
元業界人がマンション管理についてしがらみ抜きでガチで語っているので、是非読んでみてください。

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